其ノ拾壱 ページ11
婚姻の儀は着々と進み残すのは三々九度の盃のみ
婚姻相手は至って普通の人間の様に感じる。
A(本当に鬼なの…？)
疑惑を抱いたまま盃に口をつけようとしたその時
A(っ！！
体が動かない)
目線を下に移すと舌がAの体に絡まりついていた
舌を辿ると舌は男性の口から伸びている
A｢っ！！
やっぱりあなた鬼だったのね｣
鬼｢鬼狩りだな
俺の首を切りに来たのか｣
Aは腰に付けていた短剣で鬼の舌を切るとすぐに立ち上がり鬼との距離を置いた
A｢皆逃げて！！
こいつは鬼よ！！｣
男性｢なんだって！！？
おいっ！
皆逃げろ！！｣
皆を避難させると私は刀を構え鬼を見る
A｢もうあなたの好きにはさせないわよ！｣
鬼｢そんなヒョロヒョロの体で何ができる？｣
A(こいつ10人は食ってる…
ここで仕留めなければ次の被害者が出る。
それだけは避けないと…)
鬼｢嫁入り娘は肌にハリがあるんだ
どいつもモチモチしてて美味かったぞ！
お前もうまそうだな！｣
A｢こいつ…！！
お前の首はここで斬る！
ここまでだ！！｣
鬼｢面白い
やってみろ！！｣
鬼は舌を2枚3枚に増やし私めがけ伸ばしてくる
その舌を避ける為にジャンプをすると3枚中2枚は畳を貫き1枚はAの腕に傷を付けた
A(あんなの食らったら串刺しよ汗)
A｢っ！！！！｣
傷が思いのほか深いのか血は止まらずドクドクと脈を打っているのがわかる
鬼(俺の舌にはしびれ粉をまぶしてある
触れただけでお前の身体は言うことを聞かないはず
これでお前を食らう事ができる！！)
A(っ！！！！
体が痺れて動かない…)
鬼｢けけけっ！！
死ねぇ！！！！｣
A｢っ！！
花の呼吸。
参ノ型
百花繚乱！！｣
Aが技を出すと花吹雪の回転力で舌が切れた
切れた舌はしばらくすると復活する
A(危なかった…
痺れを取るにはどうすれば…
っ！！！！)
考えた末Aは持っていた短刀を自分の横腹に突き刺した
A｢ぐぁっ！！｣
鬼｢馬鹿め
俺に恐れを無して自傷行為か！｣
鬼は愉快そうにケタケタ笑っている中
Aは痛みのおかげで感覚が麻痺して痺れが治まった
A｢痛みで…痺れを取ったのよ｣
鬼｢なっなに！？｣
鬼は更に痺れさせようと舌を伸ばしまたAめがけ伸ばしてくる
A(何度も同じ手にはかからない！！)
Aはジャンプしてまた交わした
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください！^_^ (2021年9月25日 14時) (
レス) @page42 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
レイン様 No.22194＠リア充撲滅しろ(プロフ) - 更新頑張ってください！ とっても面白いです！ (2020年9月5日 12時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮華姫 | 作成日時：2020年2月20日 5時
