【文スト】闇の街の少女

私とドレス ページ11

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「さぁ、此れに着替えてね！」

『か、可愛い…！』

「早く着替えるわよ！A！あ、あとリンタロウはちょっと部屋から出てて！」

「え〜別にいi((「早く！」


リンタローさんがかなり残念そうに奥の部屋に入っていった。もしかして着替えるのも見てるつもりだったのかな…。

まぁ良いか！此れに着替えて……




『ねぇエリス…此れ、私に似合ってる？大丈夫かな…』

「そうねぇ…似合っているいないよりも前に…前後が逆よ？」

『え…そうなの？こうかと思った…』

「直しちゃいなさいな！」


………


「２人とも！着替え終わったかい？終わっているね！凄く可愛いよ！嗚呼最高の気分だねぇ…。」

ちなみにリンタローさんは話している間にもかなり写真を撮っている。


パシャパシャ…

「もっと色々着て欲しいのだけど…(パシャッ)どうするかい？」

「私は着替えなi((『着てみたいです！』

私がエリスを見たときみたいなキラキラした姿で太宰さんが迎えに来てくれたとき驚かせたい！

「…はぁ、Aが楽しそうだからそれで良いわ」

『ありがとう！エリス！』





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太宰side


そう云う事か…。

1日しかなかったのに良くこんなにエリスちゃんと仲良くなって…

まぁ其れは良いのだけれど…問題はAちゃんが帰ろうとしてくれない事だ。


「Aちゃん？もう夜遅いのだよ？」

『ヤダ。ヤダもん！』

さっきからずっとこの調子。どうしたものか…

あ、そうだ。

「Aちゃん、私と一緒に家に帰って今日やらなかった別の事をしないかい？」

『…別…の事？』

「そうそう。例えば…テレビを見たりとか…あと…」

『…あと？』

「…色々 ？兎に角、夜になったら家に帰るの！エリスちゃんとはまた明日会えるから…ね？」

『ほんと？』

「…本当。」

『……明日も会えるんだったら…太宰さんと家に帰る…(ボソッ』

「そうかい、じゃあ帰るよ？」

『うん！また明日ね！エリス』

「また明日ね！A！』

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