始まりの日 ページ1
カツン…
カツン………
カツン……………
一人の包帯を巻いた黒いスーツの青年が靴音を響かせ、路地を歩いている。
カツン…
カツン………
カッ。
青年は、その路地には似合わない真っ白で綺麗な扉の前で立ち止まる…。
?「此処にこんな扉、あっただろうか…?」
青年は、そっと扉に触れた。
其の瞬間、異能が発動し、扉が1人の少女に変わる。
?「わぉ…」
其れは、白いボロボロのワンピースを着た、やっと10歳になった様な小さい少女だった。
青年は、倒れてきた少女を抱きとめる。
『ひっ!』
?「驚かせてしまったかな?えっと…所で、君は一体…」
『ふえぇ?私の事…?あれ…?私は…何だろう…?え…えっと、取り敢えず…貴方は誰ですか…?』
?「うーん…記憶喪失なのかい?まぁいい。私は太宰。太宰 治だ。」
『太宰…治さん?』
太「そうだ。まぁ…君の様な子をここに置いて行くのは良くないだろう…。一応、此処はポートマフィアの縄張りだしね…。君、私と一緒に来るかい?」
『えっと………はい。よく分からないですが、そうさせていただきます…』
太「よし!じゃあ、付いてきてくれ給え!」
“太宰”と名乗った青年は、少女を連れて路地を歩く。
路地に、増えた2人分の足音が響く。
その路地から2人の見上げた月は、とても綺麗な青だった。
−−−−−−−−−−
口調が難しいです…
かなり短くなってしまった。
こんなので大丈夫なのかな。
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深呑(プロフ) - 霊夢どうふ・芥川,にろ,高杉推しさん» 有難う御座います!恐ろしい程の蛞蝓更新ですが頑張ります!宜しくお願いします! (2018年9月8日 22時) (レス) id: 1989dee107 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢どうふ・芥川,にろ,高杉推し - 残念だな…其れが首領だ…はい。面白いです!更新頑張って下さい! (2018年9月8日 1時) (レス) id: 8add41b466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:深呑 | 作成日時:2018年7月15日 13時