私が作った小説の番外編 (ページ5)

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バレンタイン・カナヲのお姉ちゃんページ5

NOside

カナメは、テンションが上がっていた。

《今年もこの日が、バレンタインデーが、やって来た…！》

そう。今日はバレンタインデーである。
そのため、シスコ…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ妹が大好きなカナメは、毎年楽しみにしているのだ。
しかし今年は波乱が起こる気がする。

それは何故かって？まぁ、見てからのお楽しみさ☆

_Noside終わり_

カナメside

今年もこの日が、バレンタインデーが、やって来た…！
毎年、カナヲが、「兄さん！大好き！」って言ってチョコをくれるあの日が！(そこまで言っていない)
今年は、どんなのくれるかな？

お！噂をすれば、カナヲだ！
…ん？その隣に居るのは… 竈門炭治郎！
カナヲを誑かしやがって…！

炭「あ！カナヲのお兄さん！」
『はぁ？お前にお義兄さんと呼ばれる筋合いはない！』
ｶﾅｦ「兄さん、違う。それじゃない」
『あぁカナヲ。この男がお前を誑かしたんだろう？大丈夫。兄さんが助けてやるからな』
ｶﾅｦ「…もう！兄さんなんか嫌い！」

少し不機嫌そうな顔をして、そう言い、竈門炭治郎と一緒に立ち去っていった。

_カナメside終わり_

NOside

立ち去っていった後、

炭「え、ちょっ、カナヲ！？ダメだぞ！思ってもいないことを言ったら！」

炭治郎は匂いで分かった。カナヲから、少し嘘の匂いがしたことが。

ｶﾅｦ「だって、兄さん、最近私の言葉聞いてくれないもん」

カナヲは不貞腐れた顔をして、そう言った。
そして、そんなカナヲは、一つのチョコが入った袋を持っていた。

ｶﾅｦ「なにか、悪いことしちゃったかな。兄さんのために作ったのに…」
炭「カナヲ…」

カナメが見ていたチョコを炭治郎に渡す瞬間は、兄に渡すチョコの味見を頼んでいただけだった。

炭「うーん…あ！そうだ！言葉を聞いてもらえないなら手紙とかどうだ？」
ｶﾅｦ「手紙…！うん、そうだね。ありがと、炭治郎」

そして、無事にチョコはカナメの手に届き、仲直りしたとさ。

おまけの手紙の内容

__
最近、ちゃんとお話を聞いてくれないので、手紙で書きました。
なにか悪いことしちゃったかな？
ちゃんと言ってくれないとわからないので、次からは言ってね。
最近、ずっと避けちゃってたのは、兄さんに作るチョコ、上手く作りたかったから。
ごめんね。

カナヲより
__

炭治郎への誤解は解けなかったとさ。

めでたしめでたし(？)