一撃 ページ8
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なんで来てしまったの
こんな姿見せたくなかった。
茨はクリップを使い、手錠を外してくれている。
ピッキングなんてまだできるんだ、と少し感心してしまった。
｢今すぐそれを置いて。｣
｢やだぁ、おひいさん怖いよぉ、｣
そう言い、クネクネしながらスタンガンを芝生へ投げ捨てた。
あいつの持っていたそれは、訓練の時よりもかなりボルトが強くて今でも痺れが取れない。
｢茨、観客は｣
｢既に全員誘導済みです。そんなことより自分のこと心配してください。｣
カシャン、と手錠の鍵が外れた。
茨の冷たい視線があいつに鋭く刺さる。
｢趣味悪いですね…こんなの持ち歩いて｣
｢だってぇ、いつ運命の人に会うか分からないじゃないですかぁっ！｣
その発言に私だけじゃなく、日和お兄様や茨まで顔が引き攣ってドン引きしていた。
……あれ、そういえばあいつ、
そう思った時には遅かった。
｢なぁんてねっ！｣
｢わっ！！｣
次の瞬間に私は地面を蹴って、日和お兄様の前に出た。
振り上げられた刃渡りの長いナイフが私に突き刺さり、そこが一気に熱を持つ。
｢っ、ぅあ……！｣
｢A！？｣
｢きゃっ！｣
咄嗟に茨がそいつを地面に抑え込むが、バランスが取れなくなった私の身体も地面へ叩きつけられた。
急いで日和お兄様が駆け寄り、身体を支える。
｢ジュン！聞こえますか！？今すぐ警察と救急隊をこちらへ！｣
｢A！しっかりして！｣
｢っぁ、ひよ……にぃ、｣
ドクドクと脈打つ度に溢れる血液。
せっかくの衣装が汚れてしまう、
だめ、離れて、
｢A、A、！｣
抵抗する力も出ず、意識を手放した。
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はなちゃ(プロフ) - 立花さん» わあああああんありがとうございます😭😭起承転結が下手くそですが頑張りますありがとうございます頑張れます大好きです😭🙏🙏🙏🧡🧡🧡 (2022年9月30日 22時) (
レス) id: 2736857ed6 (このIDを非表示/違反報告)
立花 - とっても読んでいて楽しいです！これから展開がどうなって行くのかとても楽しみです！更新頑張ってください最高です！！！😭💗 (2022年9月30日 20時) (レス) id: b9590ea390 (このIDを非表示/違反報告)
はなちゃ(プロフ) - 一織さん» んああ！コメントありがとうございます😭😭めっちゃめっちゃ嬉しいです血涙でそうです無理好きですありがとうございます頑張ります😭😭❤️❤️❤️ (2022年9月29日 22時) (レス) id: 2736857ed6 (このIDを非表示/違反報告)
一織(プロフ) - すっごいお話の書き方も読みやすいし、話の内容も面白いし最高です！！😭👏✨これからも楽しみに読ませていただきます🫶🏻 (2022年9月29日 22時) (レス) @page4 id: a117ee3fb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなちゃ | 作成日時：2022年9月29日 21時
