記憶力 ページ23
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「「副所長〜!敬礼〜!」」
「敬礼〜!お疲れ様であります!」
「あれあれ?隣の方は?」
「ほんとだ、見たことない。プロデューサーさん?」
「いえ!こちらはEdenのボディガード兼コズプロ職員の巴A様であります!」
「御紹介に預かりました。巴Aです。」
隠れていたわけではないが、茨の後ろを歩いていたことで自分から挨拶ができなかった…
茨の前から顔をひょこっと覗かせた2人はほぼ同じ顔。
「葵ひなたと!」
「葵ゆうたです」
「2winkというユニットのおふたりです。」
「コズプロ所属ですよね?今後関わりが出てくると思われるのでよろしくお願いいたします。」
「「よろしくお願いしま〜す」」
丁寧にお辞儀する私に対し、ぺこり!と効果音が付きそうな可愛いお辞儀をする2人。
にこにこ明るい葵ひなた様と、比べれば少し静かだけどにっこりと微笑む葵ゆうた様。
じゃあ!と言って仲良く反対方向へ帰っていった。
荷物を持ち直し、目的地へ向かって歩き出す。
「コズプロ所属ユニットと、自分は伝えてないはずですが」
「すみません。先程の副所長室に合った資料覚えてて」
「あの一瞬で?」
「はい。名前もわかってましたが、やはり実物見ると更に一致しました。身長、体重、血液型も把握してます。」
「…施設いた頃、暗殺とかしてました?」
「訓練は受けましたが流石にしてないですよ」
「ちょ、自分の背後に立たないでもらえます?」
「安心してください。茨の暗殺依頼は受けてないです」
「とんでもないこと言いますね!」
冗談ですよとケラケラ笑う。
物騒すぎる話をしているのに、辛く、苦しかった過去も彼とは少し楽しく話せた。
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作者名:はなちゃ | 作成日時:2022年9月21日 22時


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