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34.華がない私と穏やかな太陽 ページ36

ニヤニヤしながら見る空には橙にも金色にも見える温かい夕日があった


あぁ、今日の夕日はまた一段と綺麗な色だなぁ・・・


高いところから見たら絶景だろうに・・・・


うーん高いところっていうと双極の丘かな?


今度の日暮れ前に行こう


でも、どうせなら今見たいなぁ


この夕日だと沈むのにまだ時間あるし


全力で向かえばもしかしたら間に合うかも!


『行きますか、双極』


ぐっと足に力を籠め、屋根に飛び乗ると瞬歩を使い移動する


懺悔宮の近くの大障壁まで来た


あと一息


この階段を昇れば双極の丘


目の前には一万段はあるだろう階段がある


『自分で思いついた場所だけど、登る気が失せるなぁ・・・』


躊躇してるヒマはなさそう


チラリと空を見れば、夕日が懺悔宮の丁度斜め上に差し掛かっていた


『よーし、こうなったら全力疾走してやる』


どうせ疲れるなら疾走してからの方が良いに決まってるし

35.華がない私と茜の空→←33.華がない私と華がある人の話



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設定タグ:BLEACH , 日番谷冬獅郎   
作品ジャンル:恋愛
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白銀水龍(プロフ) - 更新履歴がありません! (2019年4月12日 6時) (レス) id: e63f949200 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茜白子 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年4月10日 7時

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