[HQ]守護者

３４(ここから一年ぶりくらいに再開) ページ36

大体46話あたりからの再開です大丈夫かな。いや大丈夫にしろ。はい。
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点の取り合い、白熱する会場。

コート上だけじゃない、観客席も、全部...全部が。

"烏野対伊達工業"に目を奪われている。

中でも。

「烏野の10番！」

日向くん。

まるでエース。注目の的だ。

そんな彼だけど。

「伊達工の7番スゴイな...。」

「...うん...。」

ノヤとの交代で戻ってきた彼は。

「でも今、前衛に旭さん居るし大丈夫。」

"烏野のエース"を、しっかりを見つめて言っていた。

エースが打つ。

鉄壁が現れる。

リベロが取って、押し合って...

「あぁ、」

トンッ、













「____...なんて奴...。」

「「「もう一回！！！」」」

そう、これが守護神たる所以だ。

ピンチがまるっと希望に変わる。

そんな場面を作り出す。

行動一つで、その場のムード全部を掻っ攫う。

取れないと思えたボールを。彼は。

あろうことか、あの状況で。

咄嗟に足でも取っちゃうあたりなんか。

「もう、本能から...根本から、スーパーリベロなんだよな、おまえって。」

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