ネト恋 。《 う/ら/た/ぬ/き 》

14話 ページ16

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翌日 。

いつも通り1人で大学生活を過ごす。


……… はずだった 。



？「 なぁなぁ 、君1人なん？ 」

？ 「 多分次行く場所一緒やろ？なら一緒にいこうや！！ 」


赤髪の人にたくさん話しかけられる 。


『 えっと … どちらさまでしょうか 、、 』


すると 、彼は がーーん 、とショックを受けた様子 。


？ 「 俺割とみんなから知られてると思ってた………… 」


( あ 、自分で言うんだ …… )


坂 「 俺は坂田！坂田明やで 、仲良うしてや〜！ 」


にこにこ 、と可愛らしい笑顔で手を差し出してくる 。


握手ってことかな ？？


『 AAです 、よろしくお願いします ……？ 』


控えめにその手を握りながら 、自分も軽く自己紹介をする。


坂 「 そんな堅苦しいのやめてや！
同級生やろーしタメでええんやで！ 」


私の肩を軽くぺちぺちと叩いてそういってくる坂田さん 。
これはタメじゃないとしゅんってされそう …


『 う 、ん … わかった 、坂田さん！ 』


控えめに笑顔を作りながら 。


坂 「 坂田でええよ！ていうかAちゃんかわええな〜！よしよししたくなる！ 」


そういって肩を叩いていた手を私の頭に移動させ 、わしゃわしゃと雑に撫で始める。



『 うわわわ 、、！？
ちょ 、坂田 ……… 髪ボサボサになっちゃう 、』


私がそういっているのも気にせず撫で続ける坂田 。


坂 「 会ったばっかりやけどAちゃんのこと気に入った！！仲良くしよーな！ 」




友達の証ー！ なんていってきつく抱きしめてくる坂田は距離感どうなってるんでしょうか。


異性 、ということもあり私は顔がほんのり赤くなってしまった。



でも坂田が 次の授業遅れる！！！なんて言って手を引いて走ってくれたから幸い 、誰にも気づかれることなく熱が引いていった 。



坂 ( Aちゃん 、顔赤くしちゃってかわええなぁ！ )


なんて坂田が思っているなんて当然知らない。




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