第４話 ページ5
国「おい太宰。俺たちは恵まれぬ小僧に慈悲を垂れる篤志家じゃない。仕事に戻るぞ」
『お二人は...何の仕事を？』
太「なァに...探偵さ」ｷﾘｯ
...うわぁ、気障ったらしいのに妙に様になっているのが何かなぁ...それとスルーしたのに質問に答えてくださりありがとうございます
国「チッ...探偵と云っても猫探しや不貞調査ではない。斬った張ったの荒事が領分だ。異能力集団〈武装探偵社〉を知らんか？」
余程呆れた顔をしていたのか国木田さんが補足してくれた
『あー...軍や警察に頼れないような依頼を専門とした昼と夜の
そこら辺の霊にな...でも、この...国木田さんは兎も角
太「あの鴨居頑丈そうだね...喩えるなら人一人分の重さに耐えられそうな位」
この、阿呆そうな変人が探偵？...世も末やな
大袈裟？なんとでも云えばいい。それが本人にあった時の僕の感想なのだから
国「立ち寄った茶屋で首吊りの算段をするな(怒)」
太「違うよ、首吊り健康法だよ。知らない？」
そんな健康法、有って溜まるか！
国「何！？あれ健康に良いのか！？」
信じたァァアアア！？絶対この人詐欺に合うタイプだろ(確信)
嗚呼、しかも太宰さんの(嘘の)説明メモしようとしてるし！
『あ、あの！探偵のお二人の今日のお仕事は...ってすみません。守秘義務とか有って話せませんよね...』
国「否、この話ならお前も聞いた事があるだろう。虎探し、だ」
『...虎』
一瞬、猫(狂暴・大型)探しと思ってしまった僕は脳内花畑だ
太「近ごろ、街を荒らしている〈人喰い虎〉だよ。倉庫を荒らしたり畑の作物を食ったり好き放題さ。最近この近くで目撃されたらしいのだけど」
『へ、へぇ...そ、そうな、んですか？』
太「なんで急にどもり始めたの」
『い、いや〜、あの、その〜...』
国「貴様、〈人喰い虎〉を知っているのか？」
『ﾌﾞﾌｯ...うっ、そう、です...いやでもあの...』
＿熟考すること０秒
『し、失礼します！お茶漬け、ありがとうございました！！』
僕の選択は逃げる一択でした
＿刹那、ビタンッと効果音の付きそうな勢いで僕は床に倒れていた。転んだだけにしては腕が痛いと思ったら国木田さんに取り押さえられていた...あの僕、そこまで悪いことしました？
＊＊＊＊＊
更新が遅くなってしまい
本当に申し訳ないです！(土下座)
これから(多分)どんどん上げていきたいと思います！
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花水城(プロフ) - 凍り姫さん» ありがとうございます！精進致します！！(｀・ω・´)ｷﾘｯ (2019年4月12日 23時) (
レス) id: 75486042ad (このIDを非表示/違反報告)
凍り姫 - とっても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年4月12日 23時) (レス) id: 5d3a88bcd4 (このIDを非表示/違反報告)
花水城(プロフ) - 月下さん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります！！(･ω･)b (2019年3月23日 10時) (レス) id: 75486042ad (このIDを非表示/違反報告)
月下(プロフ) - 今晩は、初めまして！この作品とても面白いですね。お気に入りです！応援しています、体調に気を付けて下さいね！更新頑張ってください！！ (2019年3月23日 0時) (レス) id: 34c52f365a (このIDを非表示/違反報告)
花水城(プロフ) - あーやんの向日葵畑さん» 返信が遅れてしまいすみません！！えっ...本当ですかやったーー！！！実は私も貴方の作品を二年くらい前に読んでました！！もう色んな方に言ってますが大好きです！！亀より遅い不定期更新で駄文ですがよろしくお願いします！！(語彙力) (2019年3月6日 17時) (レス) id: 75486042ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花水城 | 作成日時：2018年1月14日 20時
