【ハイキュー!!】最近、ストーカーに追われます。【金田一勇太郎】

番外編 新年です２ ページ34

国見視線


国見「…人多い」

金田一「まぁ、年明けたばっかだしな、仕方なくね？」

年も明け、新年を迎えた俺等。

金田一の誘いで近所にある神社に初詣に行くことになった。

生憎、神社は人でごった返していて、鳥居を潜るのにも勇気が要りそうだった。

国見「えー…、これを突破するわけ？俺等。」

金田一「突破って…;;;」

既にめんどくさい俺は、人の波を見て顔をしかめる。

でも、金田一が俺を引っ張ってくれたので、俺は努力せず中に入れた。


ー…

金田一「春高!!行けますよーに!!」

国見「…願い事駄々漏れ…」

パンパンと潔く手を叩いて願い事を言った金田一の横で、静かに拝む。

国見「(…１年、静かに暮らせますように)」


拝み終わり、おみくじを引いた。

俺は、小吉という喜んでもいいのか分からない運勢を引いてしまった。

横の金田一は中吉で、その上、恋愛運が抜群に良かったらしい(頑張れと声をかけておいた)。


初詣って言うのはこれくらいの楽しみしか俺のなかでは無かったため、帰る気で居たのだが。


金田一「…なんだあれ？」

国見「？」

一際目立つ男女の声。

最初は何処かのリア充だと思っていたが、二人の話の内容を聞く限り、リア充ではないと判断した。

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