▽41-1 ページ24
.
ポツポツと降り出した雨は地面を濡らし、人々の心をもしめらせる。
やがて雨は激しくなり、雷が地に落ちる。
そんな悪天候の中、さらにジトジトとした雰囲気を放つ館がひとつ。
この館では、まさに今事件が起きていた。
ー殺人事件。
この世で最も凶悪な犯罪に分類され、彼ら刑事必ず解決しないといけないもの。
たとえどんな手段を使っても。どんな犠牲を払ってでも。
トド松警部補は、そう考えていた。
彼に会うまでは。
.
.
トド松「新しい手掛かりは？捕まえる気あんの？」
若干イラつき気味にそう言葉を放つトド松警部補。
現場には緊張感が張り詰め、ピリピリとした空気が伝う。
十四松「ちょっと！そんな言い方ないでしょ！僕達も必死でやってるんだよ！」
まさに火に油。
十四松鑑識も刺激されてイライラが募るばかり。
トド松「じゃ早く見つけて！結果が全てだから」
「トド松警部補！」
トド松「警部！」
新たに現場に入ってきたのは警部のチョロ松。
この現場の仕切り役だ。
チョロ松「状況は？」
トド松「殺されたのは松野松造。背中を刺され即死」
2人の目線の先には見るにも耐えない遺体の姿
チョロ松「デカとしての勘が言っている…この事件、迷宮入りの可能性があるぞ」
チョロ松「こんなときに彼さえいてくれれば...」
その時急に館に響いたガラスの割れる音
その音の原因は...
チョロ松「おぉ、おそ松くん！」
おそ松「あ、チョロさん」
おそ松くん、と呼ばれたソイツは、類い稀なる『なごみ探偵』である。
どんなにピリピリした現場であろうと、彼が来たらもう安心。
解決こそしないものの現場はやわらかく、なごんだ空気になる。
トド松「ただの役立たずじゃん！！」
などと、最初はなごみ探偵に違和感を感じていたトド松警部補だったが、
トド松「もぅ、おそ松くんったら！」
今ではこの通り、なごみ探偵に夢中である。
そんななごみきった彼らの前に...
「ねぇ、やる気あんの」
1人の女性が現れたー。
__________________________________________
次回→『なごみvsピリピリ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 170人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「おそ松さん」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ざわﾇﾎﾟｩ(プロフ) - 藍さん» お返事遅くなってしまってごめんなさい...!!長い間、応援ありがとうございました！大ファンだなんて嬉しい言葉ありがとうございます！！もし新しい作品を立ち上げることになったら、お知らせさせていただきます(´∀｀=)ありがとうございました！ (2016年11月17日 0時) (
レス) id: f34aba9284 (このIDを非表示/違反報告)
ざわﾇﾎﾟｩ(プロフ) - 松野萌さん» お返事遅くなってごめんなさい...!!応援ありがとうございました！最初から最後まで見ていただけて本当に嬉しいです！！拙い文章だったのにも関わらず、ありがとうございました！！ (2016年11月17日 0時) (レス) id: f34aba9284 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 完結、おめでとうございます！私、この作品は一作目から大好きで、一目惚れでした！もう一つの作品も大好きです。作者様の大ファンなので、新たにお話を創ってくださるというさいには、必ず見ます！これからも頑張ってください！ (2016年7月19日 16時) (レス) id: 6b59fcd76e (このIDを非表示/違反報告)
松野萌(プロフ) - 完結、おめでとうございます。初期からの大ファンだったので、嬉しいです。これからもがんばってください！ (2016年7月6日 22時) (レス) id: 0ed786895e (このIDを非表示/違反報告)
ざわﾇﾎﾟｩ(プロフ) - リナさん» 応援ありがとうございます！がんばります(*´▽｀*) (2016年7月5日 16時) (レス) id: f34aba9284 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ざわﾇﾎﾟｩ | 作成日時：2016年4月4日 23時
