memory24 彩side ページ26
彩side
今、教室での授業を受けている。
私は窓側の席だから、たくさんの景色が見える。
澄んだ空。
ヒヤリとしみる感覚の風。
風で揺れる木々。
みんな生きてる。
皆感情がある。
生き物の限りは。
だから、私も生きなくちゃ。
修ちゃんの分まで、たくさん。
「彩を大切にする誰かが、彩のそばにいてくれる。彩が笑顔で幸せな毎日を過ごす。これだけだ。」
修ちゃんのこの声が、何回もリピートされる。
翼は…私を大切に思ってくれるのかな。
もう、心に…折り紙のようにたたんで、閉まったはずなのに。
どうしても、翼のこと、この気持ちが頭から離れない。
「立花。なにぼーっとしてる。」
先生がこちらを向く。
私は、慌てて立ち上がった。
彩「すみませんでした。」
そう言い、また席に着く。
この恋の感覚は、砂原とは違う。
なにか、私に寄り添ってくれるんだ。
恋ってなんだろう。
余計分からなくなってきた。
フラッ
もう、思考の限界と、体と心の限界で、私は意識を失ってしまった。
はっきり聞こえたのは、
翼「俺、立花を保健室に連れて行きます。」
この一言だけだった。
*うーん、なにか、意味が分からなったですね。
ポエムみたいな、詩みたいな…。
〜解説〜
前回の後からです。
学校の一時間目の授業、彩は恋のことと修ちゃんのことで、とても追い詰めた思いでした。
自然や生き物は生きているので、自分も修ちゃんの分まで生きると決意しました。
そして、この恋は、砂原のこと気と違うことに気づきます。
彩の考えすぎと今までの辛さが限界で、気を失ってしまった、彩。
最後に聞こえたのが、「俺、立花を保健室に連れて行きます。」という翼の声でした。
はい。
最後の翼の声を最後に書いた意味は、自分でお考え下さい…。
ま、のちに出てくると思います!
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華まる(プロフ) - あゆのゆさん» ありがとう!んふ、初作品だけどね〜(笑)あゆも頑張ってね!私もKZの新作だそーかなあww (2021年11月7日 18時) (レス) id: 63f94fe703 (このIDを非表示/違反報告)
あゆのゆ(プロフ) - いちか、完結おめ!この作品、いちかの作品で一番好きだなぁ。。素敵な作品をありがとう。 (2021年11月7日 16時) (レス) id: ed825925f1 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(ゆあ)@猫だにゃん - 完結、おめでと〜!面白かったぁ! (2021年9月24日 20時) (レス) id: 50bb6358ea (このIDを非表示/違反報告)
ルーーな(プロフ) - 華まるさん» (^^) (2021年9月24日 16時) (レス) id: 93361de40b (このIDを非表示/違反報告)
ルーーな(プロフ) - 華まるさん» そういう事ある! よく覚えてたね…w (2021年9月24日 16時) (レス) id: 93361de40b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華まる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Magic11/
作成日時:2021年7月22日 21時