俺はアーヤの心の友だから。

memory２１　翼side ページ23

翼side

こいつ…ぜってー知ってる、アーヤのこと。
翼「さぁ、七鬼。話してもらおうか。これはアーヤのためだ！！！」
若武たちに聞こえないように、でも叫ぶような押し殺した声。
七鬼はビクッとしながらも、アーヤのためと言うフレーズに、頷く。
翼「俺の質問に答えて。なんで七鬼はアーヤのこと、知ってんの？」
七「ふぅ。俺さ、相談受けてたんだ。いろいろ。ほとんどはアレだけど。これは俺から言わない方がいい。」
アレってなんだ？
アーヤの過去のこと？
なら、俺に相談してくれればいいじゃん。
七「いや、アーヤの過去のことじゃない。」
ふぅん。
翼「じゃあさ、お前とアーヤの関係は？」
これで『付き合ってる』とか言ったら、ぶっ殺す！！！！
七「親友、兼相談係。」
はっ！？
七「ダイジョーブ、ダイジョーブ。付き合ってないから。し・ん・ゆ・うだから。」
んー！
こいつ、ムカつく。
ついでにニコニコ言ってくるとこがムカつく…。
天然だから、憎めない…。
それ全てで、ムカつく…。


聞きたかったすべてを聞き終えた翼。
それに対して、ニコニコと答える忍。
それに対しても怒ってたのに、最後の忍の言葉が留めだったみたいで、翼は爆発。
翼は忍とやり合い、そこでＫＺが仲裁に入ったのでした。
が、理由を聞かれても、二人は答えなかった。

。。。。

チャンチャン♪

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