memory1 彩side ページ2
彩side
5時半に、チリリリリ!と目覚まし時計が鳴り響く。
私は、ふぁぁ〜っとあくびをし、起き上がる。
顔を洗い、ジャージに着替え、髪を一つに縛って玄関ドアを開ける。
彩「行ってきまぁす。」
そっと言い、道路の道沿いを走る。
私、いつもランニングしてるんだ。
私、浜田中の2年A組。翼と同じクラス。
最近よく、黒木君と会うの。
黒「おはようございます、姫。」
後ろを見れば、黒木君がいた。
わっ!噂にすればの黒木君!
彩「お、おはよう。黒木君。」
黒「どうしたの、アーヤ。」
彩「何もないよ。」
悲しい過去があるけどね。言わなかった。
黒木君に、心配させたくなかったから。
黒木君は、まだ何か言いたげだったが、
黒「何もかも抱え込まないでね。俺じゃなくても、KZのメンバーでもいいから。」
とだけ言って走っていった。
ふぅ。バレなかった。
でも、誰だろ。黒木君以外のKZメンバーって。
決めておこうかな。私の心が爆発してしまった時、聞いてもらう人。
翼とか?心の友だし、翼ならしっかり聞いてくれそう。あの子みたいに。
けど、言わない。隠しきれるまで、言わない。
私ね、翼のこと、好きなんだ。でも、第一、心の友だしなぁ。
翼は、KZ活動の方が優先。困らせちゃうかも。
何だかんだ思いながら、30分走って、家に戻ってきた。
彩「ただいま。」
マ「おかえり。お風呂は入る?今日はパンかご飯どっち?」
彩「お風呂は入る。今日は、ご飯で。」
ママは頷き、台所へ去っていった。
ママって、あの時から私に対して優しくなった。
あの子とかあの時って何かって?
それは、今から話すね。
7人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華まる(プロフ) - あゆのゆさん» ありがとう!んふ、初作品だけどね〜(笑)あゆも頑張ってね!私もKZの新作だそーかなあww (2021年11月7日 18時) (レス) id: 63f94fe703 (このIDを非表示/違反報告)
あゆのゆ(プロフ) - いちか、完結おめ!この作品、いちかの作品で一番好きだなぁ。。素敵な作品をありがとう。 (2021年11月7日 16時) (レス) id: ed825925f1 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(ゆあ)@猫だにゃん - 完結、おめでと〜!面白かったぁ! (2021年9月24日 20時) (レス) id: 50bb6358ea (このIDを非表示/違反報告)
ルーーな(プロフ) - 華まるさん» (^^) (2021年9月24日 16時) (レス) id: 93361de40b (このIDを非表示/違反報告)
ルーーな(プロフ) - 華まるさん» そういう事ある! よく覚えてたね…w (2021年9月24日 16時) (レス) id: 93361de40b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:華まる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Magic11/
作成日時:2021年7月22日 21時