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61 side 恭平 ページ12

大吾くんと2人
妙な緊張感がある


なんか話そうと思ったら

大 「高橋、、、おめでとう」

と言われた
何がおめでとうなんやろ?って頭ん中がハテナでいっぱいやった


大 「おおにっちゃんと、付き合ったんやろ?」

恭 「はい」

大 「やからそれで」

恭 「あ〜!やけど、、、ほんまに思っとるんですか?大吾くん見てたらそう思えないっていうか」


あっ、あかん、つい言ってもうた、、、


大 「何が見てたらやねん、そりゃ嫌やわ、不愉快やわ。やからってそれを堂々と言えっていうんか?」


大吾くんの勢いに圧倒されそうになったし後輩やけど、俺やって言いたいことはある


恭 「大吾くんは流星くんを悲しませてるのに気付いてないんですか?」

大 「なんで俺が悲しませんねん」

恭 「流星くんは今でも大吾くんが好きです!確かに昨日も楽しそうにしてくれました!ほんまの笑顔でした!やけど、、、ふと見せる顔が悲しそうで辛そうで。そんな顔を笑顔にできんのは俺やないってわかったんすよ。大吾くんの代わりになれたらって思いよったけど、無理やった。大吾くんの代わりは誰にもできへんから。大吾くんにしか無理なんです!流星くんには大吾くんが…」

泣きたくなんてないのに雫が一粒頬を伝った
普段泣かへん俺が泣きよるから大吾くんが慌てよるのがわかる


大 「座ろう」

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作者名:ましろ | 作成日時:2018年12月4日 0時

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