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たいが「A…？怒ってる？」
「もちろん」
たいが「ごめんね、我慢できなくて」
我慢って……あんたはあたしの何なのよ
「絶対許さない…」
たいが「どうしたら許してくれる？」
「…………」
家への道をずんずん歩いていく
たいが「あ！、じゃー今日は久しぶりにAの好きなオムライス作ってあげるよ！」
「え！！オムライス！！！！？」
「って………あっ……///」
たいが「じゃー決まりだねー」
「うっ……うぅ………む」
なんか、軽くあしらわれてる感じでむかつく…
たいが「ほら、A、早く帰ろ♪」
悔しいから言ってやった。
「コンビニの高級なめらかプリンもつけてよね！」
なんて可愛いげが無いんだ……あたしは……
たいが「はいはい(笑)」
《家に到着》
たいが「よーし、すぐ作るから待っててね」
手際よく料理をしているたいが
台所に立っている姿はかっこいい……
「ねぇたいが」
たいが「ん、なに？」
「たいがは彼女とか作んないの？」
たいが「だってAがいるじゃん」
「だってそれは、学校で女の子が寄ってこないための仮の彼女でしょ」
「たいがなら、かわいくて優しい本物の彼女ぐらいすぐ作れそうだし、」
たいが「A、そんな寂しそうな顔で言ったらヤキモチ焼いてる彼女みたいだよ？」
！！？？？
「別にヤキモチなんかじゃないし！私だってたいがが早く彼女作ってくれれば楽になるし」
「だから言ってるだけだからね！！？」
たいが「ふーん…」
美味しそうにできたオムライスをテーブルの上に置くたいが
「わぁ！おいしそう！！」
たいが「俺がいなければ、すんなりあの先輩のとこにいけるから？」
「え？」
たいが「Aはあの先輩に恋してる？」
ラッキーアイテム
革ベルト
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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作者名：さだな | 作成日時：2017年8月19日 2時
