【名探偵コナン】東大生、奮闘してるってさ。4

▽mission164 ページ24

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「コナンくん見てる〜？？？Aさん2度目の殺人容疑！私が何したっていうんだ………少なくとも人は殺してないと思うんだけど…………」






婦警さんのボディチェックを受けつつ、ケータイとカバンの中を調べられているのを眺めつつ、小さくコナンくんに手を振る。


苦笑したコナンくんも軽く手を挙げて応えてくれる。





「一応個人の主張として聞いておくけど、Aさんが殺したんじゃないよね？」

「ったりまえよォ……でもアリバイないし立派な容疑者やでコナンくん………私が犯人だったらどうしよう…………」

「どういう心配だよそれ…………」

「そんな心配をする必要があるんだよ殺人容疑を掛けられた人は…………」






死んだ目で乾いた笑いを漏らすと、ボディチェックをしていた婦警さんがあの……と苦笑いしながら口を開いた。





「申し訳ありませんが、後ろを向いて頂いても…………」

「あっすみません」

「殺人容疑を掛けられるのは初めてではないんですか？」

「前回は任意同行直前までいきました……」

「そ、それは大変でしたね…………今回も真犯人逮捕のためご協力頂けるとありがたいです」

「もちろんです、こちらこそお願いします」






もちろんやましいところのない私は進んで警察に協力する。


全身のチェックが終わったところで婦警さんが微笑んだ。





「ボディチェックはこれで大丈夫です、ご協力ありがとうございました」

「いえ、とんでもないです」




結果を報告すべく婦警さんは去っていき、周りを見渡せば弁崎さんと段野さんが目暮警部に詰め寄っているのが見えた。




「すみません、少し急いでいるんですが」

「そうよ、いつまで拘束するわけ？」

「す、すみませんが犯人逮捕へのご協力を……」




残念ながら夕方まで拘束されるんだぜ、と思いながら私も目暮警部に質問する。




「あの、この後バイトあるんですけど間に合いますかね？？？？」

「アルバイトは何時からですか？」

「15時です」

「……捜査の進行度次第ではありますが、間に合わない可能性も考慮に入れて頂ければ有り難いですな」

「ですよね〜…………」






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