柱の少女は、狙われ体質。

仇 ページ10

「「ぶふっ」」




思わず笑ってしまった私と蜜璃ちゃんの方へ視線が集まる。



蜜璃「……すみませんっ」









案の定実弥がガチギレして、カオスになりそうなところで



「御館様のおなりです。」


お館様「よく来たね、私の可愛い子供たち」








「今日はとてもいい天気だね。空は青いのかな？顔ぶれが変わらずに半年に一度の柱合会議を迎えられたこと嬉しく思うよ」



炭治郎君は実弥に頭を無理やり押さえられた。




炭次郎「！」







そりゃあ驚くよね……。
　


だってさっきまで理性のかけらもなさそうに暴れてた実弥が跪いてるんだもんね。




　



不死川「お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」



お館様「ありがとう。実弥」





あァァァ！私が言いたかったのに！




不死川「恐れながら、柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士について、ご説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか……」





御館様「そうだね。驚かせてしまってすまなかったよ。炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた……。

そして皆にも認めて欲しいと思っている」

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