柱の少女は、狙われ体質。

陸 ページ7

伊黒「はっ、やっぱり根拠がないじゃないか。それだからお前はいつもいつも……ﾈﾁﾈﾁ」








思ったことを言っただけなのに。

伊黒さんのネチネチ言ってくるところ……
蜜璃ちゃんはそこも素敵♡とか言ってるけど、私には分からない。

正直……鬱陶しい。









多分悪い人ではないんだろうけど、私にはいつも不満や嫌味を言ってつっかかってくる。





蜜璃ちゃんに対してするみたいに、優しくしてくれたらいいのに。









時透「Aの勘は割と当たるけどね。」






伊黒さんにネチネチ言われた私をフォローするように、ボソッと無一郎君が言う。


無一郎君は本当に可愛い。本人には言わないけど。







無一郎君と最初に出会った時は、嫌われているのかってくらい辛辣だったけど


無事に打ち解けてからはびっくりするくらい優しくなった。







宇髄「つーか、坊主の話は地味にぐるぐる回ってるぞアホが、人を喰ってないこと、これからも喰わないこと、口先だけでなくド派手に証明してみせろ」


残念ながら正論だ。

でも証明なんてどうやって……。









色々思考をめぐらせていると、

甘「あのぉ……疑問があるんですけど……お館様がこのことを把握してないとは思えないです。勝手に処分してしちゃって良いんでしょうか？いらっしゃるまでとりあえず待った方が……」







そう、1番重要なのは、お館様が何とおっしゃるかだ。




「「「……」」」





炭『妹は俺と一緒に戦えます！鬼殺隊として人を守るために戦えるんです！』





と、そこへ、



不死川「何だか面白いことになってるなァ！」

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