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肆拾伍 ページ45

善逸side



鬼ごっこ。普通ならAさんに誰も触ることすらできずに終わるだろう。




でも!


ハンデがある!



Aさんは目隠ししているし、何より5対1で追いかけることが出来る。



俺が捕まえるんだ!




そしたら……









A『善逸、凄いね!カッコイイ!
私……善逸に惚れちゃったかも///』


善逸「惚れていいですよ(。•̀ᴗ-)✧俺も貴方に惚れてますから……」


A『善逸……好きっ!』

↑善逸の脳内シュミレーションの文字起こし。







なーんてことになるんじゃないの!?


俺、頑張らなきゃっ!








「よーい初めっ」






伊之助「猪突猛進!俺が捕まえてやるぜぇ!」


伊之助がドタドタとAさんを追いかけ回す。


他の4人も上手くAさんの進行方向に立ちはだかる。







挟み撃ちの隊形ができた!これで逃げ場はない。俺がAさんにタッチして終わりだ!





手を伸ばしてあと数センチというところで、Aさんが視界から消えた。



善逸「え?き、消えた!?」



『消えてないよ?』



声の方を向くと、そこにはふわりと回転してさっきの場所から10メートルくらい離れた場所へ着地するAさんがいた。




カナヲさえ目を丸くしている。




カナヲ「飛んだ……」

炭治郎「飛んだ……のか?早すぎて消えたように見えた。」







驚く俺たちを見てAさんは静かに言う。

「君たち、私が使う呼吸がどうして「(そら)の呼吸」と呼ばれるか、検討つく?」







伊之助「んなの、ソラだからソラの呼吸に決まってんだろ!」


きっと伊之助はソラの漢字すら分かっていない。

そらの呼吸の“空”じゃなくて“宙”だったはず。







『それはね、技を見た人が宇宙空間にいるような錯覚をしたから。呼吸の使い手がまるで重力を無視して、(そら)を舞っているように見えたんだって。私の師範が言ってた。』




善逸「宙を舞う……」

確かにそのようだった。




重力を感じていないような動きだった。そしてそれは舞っているように見えるほど、美しかった。

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夜椿 - 無一郎と宇髄さんはどこから?それと嫌いな人に名前最悪な気分って名前を呼ばれると最悪な気分ってことですか? (6月23日 19時) (レス) @page48 id: 96ac4047c6 (このIDを非表示/違反報告)
むに(プロフ) - 無一郎と宇髄はどこから出てきたんですか…? (2021年8月19日 9時) (レス) id: 43a9ffe7c8 (このIDを非表示/違反報告)
なつこ(プロフ) - もしかして32抜けてませんか…?私が見れないだけでしょうか… (2020年11月14日 12時) (レス) id: 7911c797b0 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 役立たずが毎回役立つになってます! (2020年3月1日 8時) (レス) id: a067a5e9c1 (このIDを非表示/違反報告)
わさびのり(プロフ) - やっぱりですか!?谷崎さん笑面白いです!ゆっくりでいいんで頑張ってくださいっ! (2020年2月26日 20時) (レス) id: 5cca7cd247 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なるは。 | 作成日時:2020年2月8日 18時

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