肆拾弐 ページ42
実弥のおかげで重い気持ちが少し吹っ切れた。
実弥「じゃあ俺ァ帰るぜ。」
もう帰っちゃうのか……
『待って……
あ、いや、なんでもない……』
実弥「なんだァ」
『いや……あの……ありがとう。実弥がいるから私は生きてる。助けられてばかり。本当にありがとう。』
実弥「はんっ、今日はやけに素直だなァ……」
実弥は私の涙を拭って………………
実弥の切なそうな表情が近づき……
唇が触れた。
と思えばすぐに、そっと離れた。
目の前には真っ赤な実弥の顔。
私の顔も負けじと真っ赤だとは思うけど。
『……………へ?どどどうしたの?』
実弥は赤い頬を手で隠し
実弥「チッ。鈍感野郎が!」
と、私を罵って去っていった。
いやいやいや
私は鈍感じゃない!
……キスされた。実弥の顔は真っ赤だったし、加えて、「鈍感野郎」という実弥の言葉。
実弥が私のことを好きなんだということくらい察せた。
いつから?
いや、全然気がつかなかった。
私はやっぱり鈍感かもしれない。
でも、別に告白された訳では無い。
恋仲になる訳でもない。
次会ったら、普通に接しよう。
私には恋だの愛だのが分からない。
でも、少なくとも今の関係で満足している。
だから、このままじゃダメかな……
--------------------------------
実弥に赤面させたかっただけです笑m(_ _)m
次はかまぼこ隊と機能回復訓練!
そして無限列車書きます……。ネタバレ注意です。
煉獄さん……( ;꒳; )
救済するべきかどうか迷います……。
2024人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜椿 - 無一郎と宇髄さんはどこから?それと嫌いな人に名前最悪な気分って名前を呼ばれると最悪な気分ってことですか? (6月23日 19時) (レス) @page48 id: 96ac4047c6 (このIDを非表示/違反報告)
むに(プロフ) - 無一郎と宇髄はどこから出てきたんですか…? (2021年8月19日 9時) (レス) id: 43a9ffe7c8 (このIDを非表示/違反報告)
なつこ(プロフ) - もしかして32抜けてませんか…?私が見れないだけでしょうか… (2020年11月14日 12時) (レス) id: 7911c797b0 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 役立たずが毎回役立つになってます! (2020年3月1日 8時) (レス) id: a067a5e9c1 (このIDを非表示/違反報告)
わさびのり(プロフ) - やっぱりですか!?谷崎さん笑面白いです!ゆっくりでいいんで頑張ってくださいっ! (2020年2月26日 20時) (レス) id: 5cca7cd247 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なるは。 | 作成日時:2020年2月8日 18時