柱の少女は、狙われ体質。

拾壱 ページ12

不死川「だいたい、切腹するから何だと言うのか……死にたいなら勝手に死に腐れ！何の保証にもなりはしません」






煉獄「不死川の言う通りです。人を食い殺せば取り返しがつかない！！殺された人は戻らない！！」






煉獄さんの言うことは筋が通ってるなぁ……








お館様「確かにそうだね。人を襲わないという保証がない。ただ……




人を襲うということもまた証明ができない」








確かに！

さすがお館様！







お館様「禰豆子が二年以上もの間人を喰わずにいるという事実があり、禰豆子のために三名の命が懸けられている。これを否定するためには否定する側もそれ以上のものを差し出さなければならないよ」




やっぱり私が命をかけることに意味はあるじゃん！






お館様「それに、炭治郎は



鬼舞辻と遭遇している」









…………。


『ぇぇえええ！？そうなの！？』

鬼の始祖、鬼舞辻無惨と遭遇するなんて！









柱のみんなもびっくりして少年に質問攻めだ。

少年が困っているじゃないか。









でも、お館様の説得もあり、煉獄さんと天元さんはとりあえず納得してくれたらしい。


よかったよかった！








不死川「分かりませんお館様！人間ならば生かしておいてもいいが鬼は駄目です！承知しかねない……」





全く……

実弥は物わかりが悪いなぁ。

　



すると実弥は









ザシュッ









え

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