制裁をする2人【2】

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めぐみ「それでメガネさんがAさんの名前言ってたからなんかあったのかな〜って！

それで音に聞いたけど答えてくれなくて！」



うん、なんとなく話はわかった


だけど西留めぐみはなぜそんなに気になるの？




「あんたに話すようなことじゃないから」



めぐみ「じゃあ友達になってください！」



愛莉「は！？
あんた愛莉から音だけじゃなくAも取ろうとしてんの！？」



めぐみ「取るなんて！そんなそんな！

愛莉とも友達になりたいよ？」



愛莉「そういうことじゃなくて！」



めぐみ「ん？どういうこと？」



「西留めぐみ」



めぐみ「はい！」



「優太と幼馴染だから友達になりたいとかならやめて

私は話すことないから」



少し冷たかったかな、なんて思いつつ西留めぐみを見た




めぐみ「だってAさん達は私の知らない優太くんを知ってるんですよ？

そりゃ知りたいし...」




「もうやめて！！」



晴「おい」



「...私の口から話すことはないってば...！」



めぐみ「え...A、さん？」



晴「おい西留めぐみ

お前のそういうところ直した方がいいぞ」



めぐみ「え？」



晴「そのぐいぐいいくところ」



めぐみ「それよく言われるんだよね〜」



愛莉「優太！あんたの女でしょ？

ならどうにかしてよ

婚約者の管理はしっかりしてくんないかな」




優太「...めぐみ行こう」




めぐみ「優太くん？

優太くんは幼馴染さんたちと喧嘩でもした？」



優太「いいから」



めぐみ「悩みがあるなら相談してよ？

私優太くんの婚約者なんだから」



優太「...だったら何も聞くな」



めぐみ「え？」



優太「俺を想ってくれてるなら...俺との未来を夢見てるなら...余計なことは聞くな」



"余計なこと"



めぐみ「余計なこと...って」



優太「だから聞くな！！」



優太の怒鳴り声は空間中に響いて私は鳥肌がたった




めぐみ「...ごめん」



俯く西留めぐみを優太は放っていなくなった




愛莉「...はぁ」



晴「一茶」



一茶「女の子なら任せて」



そう言って俯く西留めぐみのところへ行く一茶



一茶「ごめんね？」



めぐみ「優太くんはどんな顔で笑いますか...？」



一茶「え？」



めぐみ「私...お見合いしてから優太くんの笑った顔見たことなくて...お父さん達の前では苦笑いだったり、私が話しかけてる時は笑ってくれないんです...」

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