制裁をする2人【2】

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夫婦になってからお互い仕事に励む毎日が続いた



優太は次期社長としてほぼ毎日お父さんに怒られながらもめげずに頑張ってる



私も普通並の仕事をこなしていて、数年後優太を支えられるように秘書のお仕事も最近学んでいる




家に帰れば甘い時間がやってくる




高校卒業して"制裁"というものがなくなり少し物足りなく感じている




あの頃はただの暇つぶしのつもりだったけど今思うとやりがいがあってよかったなった思う





助けた生徒からの言葉は忘れられない




『君園さん本当にありがとうございました！』



『私に光をくれて感謝しています』



『大切なこと...思い出しました』



『君園さんのおかげで英徳にいれます！』





当時は何とも思わなかった数々の言葉は今の私を支えてくれてる



どんな世界であれ制裁は必要だと思う









優太父「Aちゃん、ちょっといいかな」





仕事中優太の...社長から呼び出された





ついて行くと社長室で中には私のお父さんと優太がいた





「何事ですか？」




目の前に座っているお父さん達




そして隣で同じく立っている優太









父「覚えているかい？

君たち2人が行っていた"制裁"をーーーーー」




お父さんの口から出た"制裁"



6年も前の話




社会人になった今その言葉を聞くなんて

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