48.絡まれる ページ48
貴方side
今日は楽しみにしていた映画を見に行く約束をしている
チケットはすでに買ってあるので準備万端
後は待ち合わせ場所に向かうだけ
ドンッ
『いたっ』
前方から歩いてきた人が一方的にぶつかってきたみたいだった
男「おい！痛ってーんだよ！」
『すみません』
私はぶつかられただけなのに反射的についつい謝ってしまう
謝った後すぐに私は悪い予感がして、くるりとUターンをする
男「待てや姉ちゃん」
そう呼び止められ腕をガッシリと掴まれる
男「姉ちゃんさ、慰謝料払ってもらわれへんと困るんやけど？」
私は無視して強引に掴まれた腕を振りほどこうとする
そんな抵抗も虚しく更に手首を掴む力は強くなる
男「姉ちゃん可愛いからさ…体で払ってもらってもええんやで？」(小声)
私の耳にそう囁いてくる
気持ちが悪い、怖いそんな感情が回って言葉が発せなくなっていた
男「あっち行こーや」
私が必死に抵抗することなんて相手には全く意味がなくて
もう泣きそうだった
私は路地裏に連れていかれちゃうのかな
誰か、お願い助けて…
？「はい、ストーーップ」
すると突然誰かが私と男の人の間に割り込み、私の手を取った
『…志麻くんっ』
志麻「A、走るで」
私の手を取った志麻くんは全力で走った
男「おい！待てやお前ら！！」
その男をまくためにひたすら走った
…
志麻「ここなら大丈夫やろ」
私はいろんな感情が入り混じって生理的な涙が流れていた
『…映画、無駄になっちゃってごめんなさい…』
志麻くんは、は！？何言うてん！？と驚いている
そんなこと気にせんでええからと優しく私の頭を撫でる
『本当に…ありがとうっ…もし、志麻くんが助けに来てくれてなかったら…わっ私…ううっどうなってたかわかんないっ…』
腰に手を回され、キツく抱きしめられる
志麻「…俺が助けに来たんやから、そんなこと考えんでええの。」
優しい言葉に私は応えるように腕を志麻くんに回した
志麻「こういう時だけじゃなくていつでも素直になればええのに」
『…だっていつもは変態おじさんだもん』
志麻「ふふっじゃあもう少しこのままでいたいな〜」
どさくさにまぎれて足に触れようとする志麻くんを私は一瞬で察知した
『離れろっ変態！w』
志麻(守れて本当によかった。俺の大切なAだから。)
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ウサギ(プロフ) - キツネさん» ありがとうございます！！頑張ります〜 (2019年5月25日 13時) (
レス) id: 408438be87 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2019年5月14日 6時) (レス) id: f12a239c64 (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ(プロフ) - サモナーさん» リクエスト嬉しいです！絡ませてみますね(´∀｀) (2019年5月3日 13時) (レス) id: 408438be87 (このIDを非表示/違反報告)
サモナー - クプラさんと、あるふぁきゅんさんを、入れて欲しいなぁ(/ω・＼)ﾁﾗﾁﾗ (2019年5月2日 12時) (レス) id: 848ace0f85 (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ(プロフ) - くりぬこさん» 嬉しいです！EveくんとSouくんの生放送とかあんまり見たことないので少し勉強してから更新しますね！ (2019年4月2日 8時) (レス) id: 408438be87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウサギ | 作成日時：2019年3月15日 18時
