わたしのパパはせかいいち！2【花江夏樹】

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花江「ごめん梅ちゃんありがとう。出ていくにも出て行けなくて…」

梅原「いいって、むしろそのまま寝たフリしといて」

江口「もちろん。なにも知らないフリしとく！」

斉藤「床は俺らで片付けとくから！」

西山「Aちゃんの事頼んだ！」

梅原「おう、よろしく」









少しすると着替えを持ってきた裕くんが戻ってきてまた抱き上げてくれた
大浴場に向かう廊下でコソッと小さな声で話しかけた








貴方「みんな寝てた…？」

梅原「ぐっすりだったよ」

貴方「そっか…」








良かった。裕くんも内緒にしてくれるって言ってたし大丈夫だよね。
こんな事知られたら恥ずかしいもん…








貴方「裕くんごめんね…お洋服汚れちゃった」

梅原「気にすんな。むしろ驚かせてごめんな？」

貴方「ううん…裕くんもトイレ行きたかったの？」

梅原「Aが1人でトイレ行こうとしてるの見えたから心配でついて行ったんだよ。でも逆に失敗だったな」

貴方「そうだったんだ…」








Aが怖がってるの見てたのかな？
やっぱり裕くんは優しい。今だっておしっこでびちょびちょで汚いのに抱っこしてくれてるし
Aが恥ずかしくないように皆に内緒にしてくれてるし








貴方「裕くんありがとう」

梅原「どういたしまして。1人でトイレ行けたの偉いぞ」

貴方「えへへっ」







大浴場に着くとこの時間だから誰もいなくて貸切だった
24時間やってるんだって、すごいね！

服を脱いで裕くんと手を繋ぎながら中に入り隅々まで体を洗った








貴方「綺麗になったかな？」

梅原「なったなった」







いい子いい子してくれる裕くんに嬉しくてにっこり笑うと抱き上げてくれて大浴場を後にした








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