わたしのパパはせかいいち！2【花江夏樹】

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貴方「次は自分で剥く！」

花江「できる？」

貴方「さっき見てたから出来るよ！」







大きなカニを1本手にしてさっきパパがやっていたみたいに先を引っ張った







貴方「ん〜〜〜！！」

花江「頑張れ！」








思い切り引っ張るとスポンっと抜けてワクワクしながら手元を見るとあるはずの身が無かった








貴方「？？？」

花江「あーあ笑」

西山「残念〜笑」









よく見るとまだ殻の中に身が詰まっていた
きっと強く引っ張りすぎて切れちゃったんだ

チラッと隣を見るとたっくんがもぐもぐご飯を食べていた








貴方「はいたっくん！Aが取ってあげたよ！」

江口「絶対違うじゃん！笑」

貴方「Aがたっくんの為に取ってあげたんだよ！いらないの？」

江口「も〜〜〜笑 俺カニって殻剥くの面倒くさいから嫌いなんだよな〜」








嫌そうにしながらも受け取ってくれて身を取ろうと一生懸命ホジホジしていた

もう1回挑戦だ！次は失敗しない！








花江「ここを持って…そうそう、そのまま引いてみ」

貴方「んーーーー！わあ！剥けた！」








ズルッと殻の中から大きな身が出てきて皆に見せると凄いと褒めてくれた
今度は綺麗に剥けたからそれをたっくんにあげた








貴方「たっくんにあげる！！」

江口「えっ、いいの？」

貴方「うん！たっくんに食べて欲しい！」

江口「ありがとう〜！！！」

貴方「食べて食べて！」








口を大きく開けて1口で食べるとゴクンと飲み込みAに顔を向けた








江口「うま！！何でこんなに美味いんだ！？」

貴方「それはね！Aが剥いたから！」

江口「すげーーー！！」

貴方「へけへけへけっ」







良かった、喜んでくれた！
今度はパパにも剥いてあげよーっと！







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