夏の星座

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ren

正直、呑んでた時の記憶は曖昧で、紫耀の家での衝撃的な出来事は覚えてる。

パニック過ぎて、細かくは分からないけど。

風呂を借りたこと、風呂上がりの紫耀がカッコよくて懐かしかったこと

手を繋いだこと、溶けてしまうほどの甘いキスをしたこと、抱きしめてもらって寝たこと。

凄くドキドキして、キラキラして、恥ずかしかったけど、嬉しかったこと。

廉「しょおと、朝ごはん食べ行くの楽しみやったんやけど…」

未だに隣でスヤスヤと寝ている紫耀を横目に、やっぱり恥ずかしくてベッドの上で小さくなる。

紫「…」

廉「そりゃ、疲れてるよなぁ…もう少し寝てたいかなぁ…」
自分の何倍も忙しくであろう、隣を気遣う。

爆発的な髪型の彼に、笑ってしまいながら
頭を撫で、髪を整えてみる。

廉「ぷぷっ戻らんなぁ」

すると寝ていたであろう紫耀の目がゆっくり開き、凄く優しく微笑まれる。

廉「あっ？起こしちゃった？ごめ、」

撫でていた腕を引かれ、すっぽりと紫耀の腕の中に収まる。何なん？急にっ？
ドキ ドキし過ぎてもう、心臓の音しか聞こえへんっ


紫「おはよ、よく眠れた？」

頭の上から聞こえる、あまりにも優しい声色に、びっくりして…切なくなった。

どうしたん？寝惚けて…誰かと、間違えてるんかな…


そう考えると、何も言えなくなって、顔もみれなかった



紫「れん？」
急に呼ばれて、顔をあげると紫耀は笑ってて、

俺を確かに見て、笑ってて、あぁ俺に言ってたんやな、なんてどこか遠くで思って

凄く、凄く安心した。


廉「…お腹空いててん。」

紫「ふふっじゃ、起きて朝ごはん食べ行こうか？」









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井◯田さん風に あまーーいっ 笑
甘い、のか？甘くしたかったんです笑
中々くっつかないけどもう少しお付き合いくださいませ。

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