虜になる

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しょりれん？←しょう

某劇場公演が終わる際、見てしまった。
緞帳が下がるからと、俺たちとセクゾのメンバーが舞台上から奥の階段へ下がる時ー

勝利が華麗に廉をエスコートしていた所を。

岸くんが捨て身のギャグをして、盛り上がって幕を下ろした。緞帳の内側では、みんなで盛り上がっている。
舞台袖に向かう廉は、勝利と岸くんと楽しそうに話していて、モヤっとする。

紫「勝利！」

勝「ん？何、平野。」
勝利がこちらに来て、廉と岸くんはそのままはしゃぎながら前を歩いている。

紫「お前、何あのエスコート…」

勝「ああ、階段？別に普通のことだけど。」

紫「男にすんの？」

勝「それ、お前が言うの？…まあいいや。」

勝「何か、今日の廉、凄く可愛くて、わかるだろ？」

紫「勝利…！お前！」

勝「冗談だよっ何もしないって「勝利さん！」

廉がニコニコと呼んでいる、駆け寄る勝利…
あっサラッと腰に手を回しているし！

何あれ！他やつにそんなんしねぇだろ！
確かに、今日の廉も可愛かったけど！



「あーあ、鼻の下伸びてるね、勝利。」

紫「！！健人くん…勝利を止めてくださいよ。」

健「ははっ、平野が止められる立場にちゃんとなればいいじゃん。今何を言っても、ね。
勝利も平野も、今は同じだろ？」

紫「…それは、俺を応援してくれてるんですよね？」

健「俺は、廉の味方だからっはは！」

軽やかに健人くんは廉達の方へ向かっていった。

どいつも、廉、廉って！！もー！
廉も悪い！何でそんなに好かれてんだよ〜もー！


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某未公開を見て、胸熱になってしまったしょりれんです。

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