15歳の子�� ページ25
私はメンバーをリビングルームに集めて早速ボスについて言った。その瞬間ギアッチョがキレだした。
「っつーこった！ボスを倒せばオレらには莫大な金が入ってくるってこったな！決まり！オレはボスを裏切るぜ」
「ひゃっほ〜金にガメついランキング２位のギアッチョ先輩〜」
「黙れメローネ！てか他のヤツらもそうだろ！？」
もちろんこんなこと、唐突に決められるわけがないよね……………って思ったらみんな即答で「ったりめぇだろ」っと返答が返ってきた。やれやれ、流石野蛮な男たち…………………
「んで、先生は？」
ホルマジオの一言で私はにこりと笑った。
『私だって、ボス殺します』
《そこは殺りますでしょ………………》
しかし誰が娘を護衛しているかなんて分からない。それもよくよく調べてみると、私の勘で"ブローノ・ブチャラティ"という幹部が護衛している可能性が極めて高い。
「んじゃ。娘をとっ捕まえて全部吐かせるか！」
『いいえホルマジオ。少し待ってください………』
もう少しちゃんと情報を見る。桃色の綺麗な髪の毛をカールにしていて……………
『本名、"トリッシュ・ウナ"年齢15歳の市内の中学校に通う女子生徒………………』
「15歳！？そんなに若いのか！？」
メローネが興奮したように言うためイザベラが軽くぱちんとたたく。
『あくまで情報なのでよく分かりません……だれが最初ですか？念のため私も行きますけれど』
「じゃ、オレからだな！」
ホルマジオが私のもとへきて、ぽんと撫でた。
「オレ女の扱い方しらねぇんだ！よろしくな！！」
『あ…………はい(どうでもよくない？)』
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