【ジョジョ5部】その女、哀れな夢を持っている (ページ24)

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15歳の子① ページ24

『…………』

私は拷問チームのことについてパソコンで調べていた。こんなことをするのは彼らしかいない……しかし誰がどのスタンド能力で殺ったかは分からない。

《なぁA……………そろそろ寝ろよ》

イザベラの震えた声を無視して、真っ暗な部屋の中にはパソコンの明るい画面しかなかった。

「まだ寝てねぇのかよクソガキ。ガキはこの年頃成長期だろ？」

プロシュートがミルクを持ってきた。………………

『私、ガキじゃあないのでコーヒー飲めるんですけど』
「あ？そうだったのか」

つーんとしているプロシュート。私のベッドに寝っ転がる。

『もう寝てください。私にはまだ調べることがあるんで_____』

すると顔をがっちり掴まれて鼻の先がくっつく程に近くなる。

『へっ…………………』
「恥ずかしいか？なんならまだお前はガキだ。早く寝な」

おぶられてベッドに転がされる。なんか腹立つ……

『結構です！でも、貴方も手伝ってくれますか？』
「嫌だって言ったら」

…………

『なら結構です』
「オイオイ固いなァ。一緒にやってやるよ」

暗い部屋の中、私はプロシュートと共にパソコンをいじくっていた。イザベラは眠り、メンバーは何をしているかなんて分からない。だけど、なんとかしてメンバーの、仲間のことを……………！

_____

『グラッツェ、プロシュート……ようやくわかりました』
「………………何がだよ」

朝になって、私は理解した。

『彼らはボスの正体を調べて死にました。それともう一つ…………ボスには娘がいます』