【ジョジョ5部】その血を流し続け (ページ22) - 小説

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22▲▽［言えない］ページ22

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『た、だすげ………………』

ずるずると、俺は地機を這っていた。いつしか目の前の姉貴がすべて幻想で、なんだか独りになったように感じた。

「A！」
「Aさん！！」

プロシュートと春麗の声が聞こえる。哀しみにくれた俺みたいな化け物、何年経ったって気がついてはくれねぇぞ…………

『ぷ、ろシュート……』

助けて。
たった一言なのに、言えない自分。それは、なんだか言ってしまったら何かが切れそうだからだ。上の岩が崩れる。

『あぶない！』

23▲▽［絶句］→←21▲▽［なぜ］

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作者名：Natalia | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2019年8月14日 16時