30. 道明寺教信者 ページ31
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「いつもはひとりで来るんだが、今日は特別だぞ」
『へ、へえ…』
「今の俺があるのも、道明寺さんのおかげだ」
(司くんのおかげ…？)
「あの方みたいになりたくて、Ｃ５を作った」
…どうしよう。ここに、道明寺教の信者がいる。
それも、家の前までいつも来てるなんて…かなりヘビーな信仰心。
好きな人には似るっていうけど、話し方とか性格がここまで似ちゃうとは…
だからちょっとだけ、意地悪したくなっちゃった。
『１つ、言ってもいい？』
「なんだ？」
『私、このあいだ司くんに会ったよ』
「…はぁぁぁぁあ！！？」
『ふふん、うらやましい？』
我ながらくだらないけど、なんかすごい優越感。
「な、なんでお前が道明寺さんに会えるんだよ！」
『だって帰ってきたら、うちにいたんだもん』
「くそっ、うらやましい…」
帰ってきたら本物の道明寺さんがいるなんて、うらやましすぎだろ…。
ってほんと熱狂的でこわいんですけど。
『ねえ、ひとりでよく来るって、アイドルの出待ちみたいなこと？』
「ちげーよ。ここに来て、決意し直すんだよ」
『決意…？』
「……ちょっと！ どいとくれ、そんなとこに突っ立ってると邪魔だよっ」
門の前で立っていた私たちを叱りつける、杖をついた白髪の老婆。
あれ、この人どこかで…
「おい、婆さん。この家に何の用だ？ ここはな、有名な…」
「道明寺邸だよ。わたしゃね、ここのメイド頭だよっ」
「ハッ…………大変失礼いたしました！！！」
やっぱりこの人、なんて思っていたら神楽木がいきなり土下座をしたからびっくり。
「俺、英徳学園２年生、神楽木 賢人と申しますっ」
「…英徳の子かい」
「道明寺さんのような男になるため、日々精進させてもらってます！」
『はぁ…たまさん、ごめんなさい。私たちもう行きますので』
「ん？ もしかして……せっかくだ。茶でも飲んでくかい？」
『「え…？」』
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I(プロフ) - さくらさん» 「晴」と設定してお読みいただけますでしょうか？(>_<)よろしくお願いいたします。 (2018年6月14日 12時) (
レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - さくらさん» さくらさん、コメントありがとうございます。こちらは説明文にも記載してあるのですが、山��賢人くんver.としてお楽しみいただけるようにしています。ですが、ドラマ通りお読みいただくことも可能にしているので、お手数ですが、お名前設定の下にある登場人物設定から (2018年6月14日 12時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - あのー、神楽木晴人ですよ？名前。賢人じゃないです (2018年6月14日 3時) (レス) id: 24a23918d3 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 美紀さん» 美紀さんありがとうございます！！嬉しすぎてニヤニヤしすぎて涙がでました…。楽しんでいただけるよう更新がんばります！ (2018年5月23日 17時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 花のち晴れ大好きですこの小説最高です (2018年5月23日 17時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I
| 作成日時：2018年5月14日 17時
