84. 消えたお姫様 ページ40
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「Aっち散々だったね〜」
「女子って恐ろしいね…」
『やっぱり、そういうことだよね…』
放課後。いつものコンビニへ寄り、音と紺野さんに昨日あったことを話していた。
「だって、もんじゃのときすごかったじゃん！」
「…もんじゃのとき？」
「いや、賢人っちを見つめる目がもうラブビームばんばんだったのよ！」
『私が愛莉ちゃんをあんなふうに……』
「Aっちが思い詰めることなんてないよっ？」
紺野さんが自分のことのように怒ってくれる。それだけで十分なのに。
なんでこんなモヤモヤするの…
「けどさ、」
『けど…？』
「好きなひとに拒まれるって、それ以上にツラいことなんてないよなぁ…って思ったりしなくもない」
……そうだよね。
本当のことを知っても、天馬くんは私を受け入れてくれた。
でも、あのとき天馬くんに拒まれてたら…
「「いらっしゃいませ〜」」
「花沢 A、」
『え、平くん？』
「愛莉がどこにいるか知らないか？ 昨日から家に帰ってないらしくてな…」
嘘…、昨日からってことは、あれからずっと…？
それに心当たりなんて私には…、
……思い出した。あの絵本のラスト。
村人に紫の花に変身することがバレて、みんなに嫌われて、ひとりぼっちになって、
自分の持ってる毒で……死ぬんだった。
まさか…、愛莉ちゃん、
『……待って！！！』
コンビニを出て行った平くんを追いかける。
神楽木なら、知ってるかもしれない。
私は平くんと一緒に、神楽木の家へと向かった。
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I(プロフ) - 美紀さん» 美紀さん、ありがとうございます！！！…そんなそんなっ、読んでくださるだけでも有難いのにタメ語でお話するなんて恐れ多いです〜…((+_+)) (2018年5月31日 1時) (
レス) id: 408ad8cdff (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでと(^^♪作者さんタメでいいよ (2018年5月30日 19時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 由良さん» 由良さん、お読みいただきありがとうございます！！たったいま更新したので、ぜひお楽しみください(*^-^*) (2018年5月29日 21時) (レス) id: 408ad8cdff (このIDを非表示/違反報告)
由良 - 更新楽しみにしてまーす！ (2018年5月29日 16時) (レス) id: 3c3c648279 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 蓮さん» いえいえっ、蓮さんの後押しがなければ書くことができなかった作品なので、蓮さんに読んでもらえて本当にうれしいですっ！！ たったいま更新したので、ニヤニヤしながら(できるかしら笑)お読みくださいっ☆ (2018年5月26日 17時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I
| 作成日時：2018年5月22日 18時
