短編集 II

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「涼介、今日ご飯行こー」


山〈いいよ、どこ行きたい？〉


「んー、涼介がこの間行きたいって言ってたお寿司屋さん！」


山〈行きたい！〉









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「こうたああああ」


薮〈なにいいいい〉


「んふふ、今日ご飯行こ〜」


薮〈俺中華の気分〉


「行くー！」









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「いーの？おっけー！」


伊〈どうしたの〉


「ご飯い…
『行かないよ、今日は僕』


「…っ」


『ほら帰るよ』


「……」


『なに？』


「…ゃ」


『ん？』


「いや」


『何が？』


「今日は慧とご飯なの」


『今日は知念侑李』









早く行くよって言われてマネージャーの運転する車に乗り込んだが、他のメンバーもいるから待たないといけない
侑李は私を窓側にして手を繋いだままなのに会話はない、これが私たちのスタイルだけどいつもは手汗を気にして繋いでくれないから私の心臓がうるさい









・









〈着いたよ〉


「ありがとう」


『ありがとう』


〈知念も？〉


『うん』









家に入って手洗いうがいをして侑李は自分の家のようにくつろいでいて、そんな侑李をぼーっと見ていると

『何してんの？座りなよ』

って自分の家かのように接してくるけどそんなことは気にせず隣に座ると無言のまま顔が近づいてくる









「ん…」




「ゆっ…」




「だめ…」




「だ…、」









侑李は噛み癖があるから私の首あたりを跡がつかないように甘噛みをしてくる
これに弱いの知ってるくせにずっとしてくる









「どうしたの」


『男遊び激しいことで』


「侑李が遊んでくれないから」


『最近誘ってくれないじゃん』


「断られるから」









ごめんねって髪をくるくるしてくる
もうこんなことされたら愛おしくてたまらない









「侑李が大貴に染まっていくの嫌」


『ごめんごめん』


「侑李の買うS.Mサイズのどっちかは大貴じゃなくて私が欲しい」


『それでいいの？』


「ん」


『じゃあメンバーでも頻度考えて遊びに行ってね』


「……うん」









その後侑李から3枚お揃いの服を貰って慧が

『俺Aと行ってねぇよ』

って言うけど何ヶ月もメンバーの誘いを断ってたけどそれから大貴に服をあげてることを知ってまたメンバーとご飯に行ってメンバーに呆れられていたのは今の私たちには知る良さも無い








END








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クズ｜arok→←vs arioka!!｜cnn

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