9-nine-［5］

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一ノ瀬〈涼介座って〉


山『10分だけだからな』


一ノ瀬〈そう言っていっつも最後まで付き合ってくれるくせに〉


山『っせぇ、』


「ぁ、あの、……私先に寝てますね、。」


山『おやすみ』


「おやすみなさい」


一ノ瀬〈おやすみ〜〉


「おやすみなさい、お先に失礼します」

















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布団に入ってから何分経っただろうか、。
徐々に声量が増して2人が楽しんでるのが直ぐにわかる
眠かったはずなのに気になって仕方がない

















一ノ瀬〈りょーすけ、〉


山『なに』


一ノ瀬〈私と付き合わない？〉


山『断ったろ？』


一ノ瀬〈そんなにAさんがいいの？〉


山『あぁ』


一ノ瀬〈………ねぇ、〉


山『元々はお前が留学したからだろ？』


一ノ瀬〈…………〉


山『俺は遠距離恋愛はムリってずっと言ってたけどお前はそれでも行くって言ったしお前から別れてって言ったんだろ？』


一ノ瀬〈でも涼介のお父様はAさんのこと反対してるんでしょ？〉


山『会わせてもねぇのに勝手に反対してんだ笑』


一ノ瀬〈笑ってるけどさ、Aさんとの将来かないなら別れた方がいいよ〉


山『お前に言われたくねぇわ』


一ノ瀬〈はぁ？〉


山『胸糞悪りぃから帰って』


一ノ瀬〈涼介！〉


山『いいから帰れよ』


一ノ瀬〈涼介！〉


山『本当にめんどくさい』

















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