天才少女は大変だ。2

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悠さんの話を聞いたあと、みんなのところに戻って美味しすぎるお弁当を堪能しました。



「あ、じゃあそろそろ行ってきますね。」



時「がんばって。」



「ありがと。」



充くんとハイタッチをして駆け足で道長先輩と瞬先輩のところへ向かう。








出「………仲いいよな、お前ら。」



時「はい。」



出(うわ、ドヤ顔うぜえ。)









瞬「さて、始まりました、午後の部！」




「最初の競技は借り物競走です。」




私も道長先輩も借り物競走にでるから、道長先輩と時間をずらして司会やります。




瞬「さあて、今回はどんなお題が用意されているのか？！見に来てくださっている方々、是非ともご協力をよろしくお願いします！」




「では、第一走者の方々の用意が整ったようですので、はじめます。よーい、スタート！」




この言葉で一斉に走り出す。




あ、及川いる。転べ転べ。




瞬「お題のもとまでたどり着きました！さて、誰がなんのお題をひくのか？！」



あ、及川が一ノ瀬のほうに走ってく。



瞬「おっと、3年及川さんがいち早く動き出した！そして、バレー部マネージャーの一ノ瀬さんの手をひいて走っている！」



そのまま及川が1位でゴールした。



不覚。



瞬「えー、では及川さん、お題のほうはなんだったのでしょうか？！」



及「えっと、今この高校の敷地内にいる人の中で一番かわいい人です！！」



藤「はっ。」



今私には鼻で笑う道長先輩がみえてしまった。



夢「嬉しいですぅ♡♡」



いやまて、今この敷地内にはちかちゃんも桐絵先輩も木虎ちゃんもいるんだよ。そんな人たちより一ノ瀬がかわいいとか目腐ってんのかなぁ。いやでも、あんなかわいい人たちが及川と一緒に走ったら悪影響か。だったらよかったのか。






時「いや、絶対Aのほうがかわいいし。」




ボーダー((((全力で同意。))))

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