2話 ページ2
かれこれ、2時間が経過した。
時計を見てみると、夕方の3時を指していた。
A「休憩しようかな・・・。」
少し仮眠しよ・・・
そう思ってベッドに映ろうとした瞬間、人が見えてしまった。
そう、目の前に。
ずっと黙ってるし・・・
同い年くらいの男子かな？
ていうか、気配何にも感じなかったし、ドアも空いた形跡がない。
だとすれば・・・・
A「幽霊・・・・？(´；ω；`)ｳｩｩ」
幽霊？「え・・いや、違うし・・・。ヾ(･ω･`；)ﾉぁゎゎ」
A「じゃあ、誰？何者？(´；ω；`)ｳｩｩ」
幽霊？「えっと、とりあえず泣き止んで？」
A「ごめんなさい・・・(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ」
幽霊?「大丈夫怒ってないよヾ(・ω・｀)よしよし」
A「良かった・・・。怒ったのかと思った。」
彼方「大丈夫だよ。とりあえず、自己紹介するね。俺は彼方。君によって生み出された架空の存在さ。」
A「え！？は！？どういうこと！？」
彼方「えっと・・。イマジナリーフレンドって言えばわかる？」
A「あの、小さいときに架空の友達を作っちゃうっていうやつ？」
彼方「その通り。小さいときに遊んだの覚えてない？」
A「なんか、ぼんやりだったけど、あのときのは、彼方だったのかなー。」
彼方「うん。覚えててくれてて嬉しい。」
A「けど、どうして、また私の前に現れたの？もう中学生だし・・・」
彼方「それは、Aの中に”自分を認めて欲しい”"寂しい” っていう感情が強く出たからだよ。」
A「そっか・・・。私、自分を肯定してくれる存在が欲しかったんだぁ・・ｸﾞｽｯ」
彼方「うん。もう大丈夫。独りじゃない。俺らがいる。」
A「俺ら？」
彼方「うん。もう一人、女の子がいたの、覚えてない？」
A「あ！いたかも！」
彼方「そろそろ来る頃だと思うよ〜。」
(女の子)「やっほ〜！久しぶりだね！A！」
A「えっと・・・。ごめんなさい、まだ記憶があいまいで・・・」
時雨「あ！そっか！ごめんね💦じゃあ、改めて自己紹介！私は時雨！よろしくね！」
A「うん！よろしくね！」
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作者名：桜華 | 作成日時：2023年1月14日 22時
