誰か助けて

1話 ページ1

なんで・・・こうなったんだっけ・・・

いつからだっけ・・・

もうわかんないや・・・。

ごめんなさい・・・。

誰でもいいから・・助けて・・・。

答えも出ないことを考え続け、こんなどうしようもない人間を助けてくれる人がいるはずもないのに、

考えながら今日もまたベッドの上で過ごす。

A「勉強しなくちゃな・・・・」

そんなこと思っても、勉強する気力が出てこない。

勉強自体は、面白いし、新しい発見があって退屈はしない。

ただ、学校という存在を思い出したくないだけ。

でも、このままゴロゴロしていたところで、何か変わるわけでもない。

変わることといえば、つい色々回想し、気分が落ち込むというくらい。

A「はぁ〜。しょうがない。暇だし、やるか。」

そう言って勉強を進める。ちなみに、今やっているのは数学。

数学は教科の中でなぜか一番はかどる。

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