カタオモイ。【片寄涼太】

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Aside




涼太とランちゃんがトイレに行っている間、

ポップコーンとジュースを持たされ

座って待つ私と玲於くん。




玲於くん、、私服やっぱりオシャレだなぁ。

できれば隣にいたくない、笑

肌白いしアクセサリーもセンスいいのばっか。




一緒にいるとカップルとかに見られちゃうのかなって考えると

嬉しい気もするけど
やっぱり玲於くんじゃなくて涼太がいいや。



沈黙が続くなか、先に口を開いたのは玲於くん。



玲於｢....Aちゃんって甘党だと思ってたわ笑｣





『え？笑』




玲於｢ポップコーン、塩なんだね｣




『あー、、うん』





実は言うと、小さい頃に涼太が塩のポップコーン買ってるの見て私も好みを合わせた時から

勝手に涼太が決めつけてるだけであって

キャラメルも食べたいなとか思ったりする。





でもそんなことは言えない。




『甘いのも辛いのも好きだよ笑』



玲於｢Aちゃんなんでも食えそ笑｣




『にんじんはきらい』



玲於｢おっけ、覚えとったげる」




『ふふ、ありがとう』




玲於｢....そのイヤリング似合ってんね｣





話を繋げてくれる玲於くんありがとう。





『かわいいでしょ。お気に入り。』



玲於｢誰かからのプレゼント....とか？｣





そう言うと少し顔が曇った玲於くん。
何考えてんのかときどきわかんない。





『違うよ。安かったから自分で買ったの。』




玲於｢普通に可愛いからお気に入り？｣




『んー、、そゆことにしとこっかな笑』




言えるわけないじゃん。




これ、涼太に初めて可愛いって言ってもらえたもののなんだよ....なんて。

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