カタオモイ。【片寄涼太】

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玲於side




映画館に着いた。




駅からも近くて周りにも色んな店がある
常に人が多いような街。




よく遊びに来るけど今日は特別。




女の子と映画とか....いつぶり？笑

っていうくらい。





藍｢あ、映画まであと20分だってー｣




『あー、ほんとだ。今のうちにポップコーンとかジュース買っとく？』




藍｢そーだね！｣




映画といえばポップコーン。

そんな思考回路のAちゃん、、

それが普通なんだろうけど、この子だからなんだか可愛く思える。




涼太｢玲於はキャラメル派？塩派？｣




玲於｢....ん？なにが｣




涼太｢いや、ポップコーンって好み別れるから笑｣





玲於｢あー、俺はキャラメル派。｣




藍｢え、以外。｣



玲於｢いや、なんで。｣



藍｢だって玲於塩じゃん｣



玲於｢塩じゃねーし笑｣



『甘党だもんねー、玲於くん笑』



玲於｢そそ、俺甘いの好き｣



涼太｢ランちゃんは？｣



藍｢私もキャラメル派ー｣




『あ、なんかぽいよ、ランちゃん笑』



藍｢え！まじ？笑 てかなにそれ笑｣




『甘いもの似合う笑』



涼太｢じゃ、おっきいサイズの塩とキャラメル1個ずつ買って2人で食べりゃいっか。｣




『そーだね！』




....ん？いや、まって。




玲於｢Aちゃんは？｣




涼太｢え？俺とAはポップコーンは塩って決まってるから｣




え、、


俺断然キャラメルだと思ってたわ。




甘いもの好きって言ってたじゃん。




また涼太くんに負けた感じ。

なにこれ。めっちゃ悔しい。

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