story27 ページ26
私は家に帰った
山中「お嬢様。愛莉お嬢様がお見えです。」
愛莉「A、本当にごめん…晴には説教しとくから」
『何の話?』
愛莉「あの女のこと!気にしないで、全部誤解だから」
『誤解も何も私には関係ないから。愛莉ごめん。
今日はもう疲れたから寝るわ』
愛莉が帰ってベットで横になってると下が騒がしくなった。もしかしてパパとママ帰ってきた??
父「おー!Aただいま!」
母「Aちゃん!元気だった?」
『パパもママいつも、急に帰ってくるんだから!』
父「少しお前に話があってな。少しいいか?」
応接室へ呼ばれた
お兄ちゃんも山中も一緒に。
父「単刀直入に聞くが、晴くんと進展あったか?」
『ひぇ?パパなに言ってんの?晴とはただの幼馴染よ?進展だなんてあるわけ』
父「ならよかった。お前にはお見合いをしてもらいたいんだ。花園家にとても関係してくる話だ。」
え?パパ?なに言ってんの?お見合い?
私は頭が真っ白になった。
父「倉持裕太さんだ。お前が結婚してくれたら倉持さんの子会社との契約してくださるとおっしゃっている。彼はいまニューヨークにいてな。できればニューヨークにきてほしいとおっしゃっている。ニューヨークが嫌なら業務体制を変えて日本で仕事をすると言っている。お前は英語ができる。いい話だと思っている」
母「Aちゃん?とてもいい方よ?背も高くてとても優しくて。イケメンよ?孫も絶対かわいいわ。」
兄「ちょっと、お父さん。Aの気持ち知ってるでしょ?まだ晴のこと…」
父「わかってる。晴くんに好意があることを。でもなにも進展ないじゃないか。晴くんと幸せになるんだったらもちろんそれでもかまわない。でもなにもないなら花園家のためにも裕太くんと結婚して家庭を作ってほしい。いますぐ返事はいらない。3日後また向こうへ行くからそれまでに返事がほしい。裕太くんはAのことを気に入ってくれていてこっちがいいならって言ってくれている。」
『わかったわ。3日後までに返事をする。それまで考えさせて。今日はもう寝るね。おやすみなさい。』
私は応接室を後にした。
兄「A!無理してこのお見合いしなくてもいいからな。俺は晴と家庭を作ってほしい。家のことは大丈夫だ。俺もいる。そんな無理するな。いいな?」
『お兄ちゃん。ありがとう。』
私はベットの上で泣いた
私は晴がすき
だいすき
でも私が結婚すれば会社はもっと楽になる
パパとママのため。
どうしよう。
269人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ト音記号 - 面白かったです! season2も見ます! (2018年8月4日 9時) (レス) id: 3d84ac0722 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:cana | 作成日時:2018年7月11日 21時