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story5 ページ6

数日後
学校が終わって校門を少し出たところに、真っ白な制服に身を包んだ生徒が数名いた。



「共に桃乃園で学びませんか?」



その言葉と共に差し出されたのは、英徳学園のライバル校とも言われている桃乃園学院のパンフレットだった。
その表紙には、生徒会長の馳天馬が写っていた。


天馬のいまのお母さんの人はしらない。
亡くなったお母さんとママと音のお母さんが仲よかった。
だから私は天馬のことを知っている。
天馬から告白されたこともあった。
だけど晴が好きだったから断った。
そして音が天馬のことが好きだったから。
天馬に告白されたこと晴には言えなかった。
だから晴はしらない。

いまは音の婚約者になった天馬。
私が振ってしまって支えていたのが音だった。
新しいお母さんがいろいろ条件を出しているみたいで2人は大変そう。
けれど新しいお母さんが来られてから私は天馬と関わらなくなった。
音からの話の天馬しかしらない。



「我が学院の扉はいつでも開いています」

「英徳に不満はありませんか?受け取るだけでも、さぁ」

もらう気なくて断ったらパンフレットを強引に渡されてしまい受け取ってしまった。


晴「そんなもん受け取ってんじゃねえ!」





晴「Aも、何簡単に受け取ってんだよ」

『だって!強引に渡されたんだもん!ほしくてもらったんじゃないもん』

私が手に持っていたパンフレットを乱暴に奪い地面に破り捨てた。


晴「馳天馬に伝えろ。姑息なまねしやがって…俺の前に現れたらただじゃおかねぇって」

愛莉「ねえ晴、こいつらどうすんの?」


一気に戦闘態勢になる英美杉丸。


「ぼ、暴力でねじ伏せるのか…!」

杉丸「貴様ら次第だ。俺は相手するぞ」


そう言うと、慌てて桃乃園学院の生徒たちは去っていった。
すぐ戦闘態勢になるんだから。

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設定タグ:花晴れ , 花のち晴れ , 神楽木晴   
作品ジャンル:恋愛
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ト音記号 - 面白かったです! season2も見ます! (2018年8月4日 9時) (レス) id: 3d84ac0722 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cana | 作成日時:2018年7月11日 21時

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