☆不死川実弥×ナンパされてみた ページ6
不死川さん自覚済み、夢主ちゃん無自覚両片思いです。
───────
私は今、不死川さんと待ち合わせている…んだけど…。
｢此奴可愛い顔してんじゃねぇか。｣
｢俺達と遊ぼうぜー？｣
…怖い怖い怖い……！！
なんで私なの？お金なんてないですよ？
『……人を待っているので。結構です。』
…よし！よく言った私！凄いぞ！偉いぞ！
かっこい…い……
｢誰待ってんだよ？恋人か？｣
…ひぃぃぃぃぃ……。
『…こ、恋人…ではないですけど…。』
｢なら良いじゃねぇか。｣
そう言ったかと思うと、男が強い力で私の腕を引っ張ってくる。
『…いた…っ…』
…痛い痛い痛い痛い…！
力加減も出来ないんですか！？
『…や、めて、くださ…っ』
その手を振りほどこうとするも、男の人の力に敵う筈もなく。
…まずい。どうしよう。
『…し、なずがわさ…っ…！』
小さく彼の名を呼ぶ。
呼んだら来てくれるのではないか、そんな淡い期待を込めて。
｢…おい。｣
え。
『…不死川…さん……？』
｢……汚ねェ手で俺の女に触ってんじゃねェよ。｣
そう言い彼は男の腕を掴む。
…ま、まって、ミシミシいってますけど…！？
｢…ってぇな！離せ！！｣
男は顔を顰めた後不死川さんの腕を振り払う。
｢…覚えてろよ！｣
よくある捨て台詞を吐き、男達は行ってしまった。
｢…てめェ何泣いてんだァ｣
泣きやめとでも言うかのように、彼が指先で私の涙を拭う。
『…だ、って、……怖く、て…っ』
涙が止まらず、話すこともままならない。
『…っていう、か…だ、誰が、不死川さんの、女、ですかぁ…！』
｢助けてやったのに礼も言えねェのかよお前はァ｣
『…ぅ、……っありがと、ございます…。』
小さな声でお礼を言うと、不死川さんは満足気に笑い、腰を屈めて私の顔を覗き込む。
｢……俺の女になんの、嫌なのかァ｣
悪戯な笑みとは裏腹に、少し寂しそうな声音の彼に、内心動揺する。
何故そんな事を聞くのだろうか。
そう言われると何故か期待してしまう自分がいる。
『……べ、 別に、不死川さんなら、……嫌では、ない、……です。』
｢は｣
驚く表情を見せる彼。
…待って今私告白したも同然じゃない！？
『……やっぱなし！なしです今の！』
…めっちゃ恥ずかしい奴じゃん私…！
｢(…んだよそれェ…。)｣
｢(……俺“なら”って……期待しちまうだろォがァ……)｣
★我妻善逸×ヤンデレになった�、�←☆宇髄天元×間接キスしてみた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 705人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琴音 - リクエストで、『炭次郎と善逸と伊之助と愛してるゲームをしてみた』を見てみたいです。できますでしょうか？ (2022年1月1日 1時) (
レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
なななななな - 映画中にイチャつくなぁ!!!あー、さねみん好き (2020年3月3日 9時) (レス) id: 967fb8e362 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - 塩津さんの煉獄さん、罪な男すぎませんか？？！（興奮）ニヤニヤが止まらないです！！！ (2020年2月5日 7時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
エリアル(プロフ) - 炭治郎くんの深い接吻おねがいしたいです！！ (2020年1月4日 21時) (レス) id: f1fed586ff (このIDを非表示/違反報告)
まーがりん。 - リクエストしたいです。何でも良いので時透くん出してもらえますか？ (2019年12月27日 1時) (レス) id: 422ac01cc5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：塩津 | 作成日時：2019年10月13日 14時
