なにわ女子がおりまして

西畑大吾くんです ページ5

西畑side


今、楽屋には俺とAのふたりしかいない。
Aとおしゃべりしたいのにうちの姫スマホに夢中です。西畑寂しいです、、、


｢んなあ。暇やな。｣
A ｢うち今忙しい。｣


いそがしい。たった五文字で会話終了させられてしもうた、、西畑悲しいです、、、でもめげません。


｢なんのゲームしとるん？｣
A ｢アイドル育成してる。｣
｢え？アイドルがアイドル育成してるん？(笑)｣
A ｢いや。うち転校生やから。アイドルの若宮Aはもうおらんねん。｣
｢それ楽しい？｣
A ｢楽しいなんてもんじゃないねん。絆、友情、達成感なんかもういろんなもん得られんねん。｣
｢ふーん。｣


熱く語ってますねー。もう西畑ついて行けません！！
てことで強硬手段にでます。


｢ほいっ！！｣
A ｢あー！！なにすんねん！！｣


Aさんのスマホ頂きました！！！


｢アイドルなんか育成せんでも周りにいっぱいおるやん。｣
A ｢うちの推しがあああ｣
｢はいはい。一旦推しくんは置いといて西畑にも構ってください。｣
A ｢やだよ。いつも大ちゃんしつこいくらいに構ってくるじゃん。かまちょじゃん。｣
｢それはAが可愛すぎるのが悪い。ほっぺたぷにぷにやあ。幸せ。｣
A ｢ちょっとそれ流星にやってよー！！｣
｢大西さんもええけど今はAの気分やねん。｣
A ｢んもう。気まぐれ大ちゃんやん。疲れた。｣


あら？Aさん疲れてしまったみたいです。


｢疲れたなら寝たら？最近忙しいやろ？くまできてる。西畑さん心配しちゃう。｣
A ｢うん、、寝る。からこのまま膝貸して、、｣
｢ええでー。おいで。｣
A ｢ありがとう。｣


はあかわいいなあなんでこんなにかわいいんやろ
ホンマに大西さんといい天使ばっかやな。


A ｢大ちゃんのかまちょうっとうしいけど、こーやってちょっとした変化に気づいてくれるとこは好きやで。｣


｢え？今なんとおっしゃいました？｣


空耳かな？今Aから好きって言われたような、、


A ｢もう言わん！！！寝る！！！｣
｢え！そんなあ！なあ！もう一回だけ言ってやあ！｣
A ｢知らん！！！｣


あーあもうちょいちゃんと聞いとけばよかったなあ
でもまあ西畑幸せなので満足です。









かまちょな西畑さんとツンデレなAさん

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