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「お前行かなくていいのか」



資料らしきものを作成しながら、玲桜くんは私に聞いた

今の警報のことだ



「うん。まだ城戸さんから呼び出しされてないし」


「ふうん」


「ここまで来ることはないだろうけど、気をつけてね。迅さんが言うには大規模侵攻らしいから」



朝、病院に行くための準備をしていたら部屋に迅さんが訪ねてきて、私に今日起こる伝えた



「そろそろお前色んな症状出てくるかもしれねぇぞ。覚悟しとけよ」


「…覚悟ならとっくの昔に出来てるよ」



俯きがちで答えるが「でも症状は聞いときたいかも」と零す

知っといて損はない


玲桜くんは椅子をくるりと私に体を向ける

目線が合った



「お前が言うぐるぐるが強くなるだろうな。それとまあ、、簡単に言うと血ィ吐く」


「ん…。辛くなりそうだねー」


「薬は出すが、効くかだな」



それほど私の病気は不明ということだ

色んな薬を手探りで確かめていくしかない



「今日もありがと!じゃあわたし行ってくる」


「おー」



適当な返事が返ってきたのを苦笑しながら、薬を貰い、料金を払って病院から出た

途中でトリオン体に換装する


まだなにも連絡入ってないみたい

私を使う程ではないのか、それとも私を使う決断できていないのか。それは本部に着かないと分からない


薬が入った袋を振り回しながら向かった




仕方がないから、被害が出ていないところや近界民が出ていないところを歩いて本部に到着する

私、襲われてるの見たら助けに行っちゃうから


通信室に入ると同時に「蘭、任務だ」と城戸さんに言われる

あれ、忍田さんがいない



「B級隊員としてですか」


「先程、本部に黒トリガーが侵入した。諏訪隊と忍田本部長が向かった。もう終わるかもしれないが念の為行ってくれ

それが終わったら、ボーダー隊員救出保護隊員として出来る限り、救出しろ」


「!蘭、了解です!」



SEが働き、あることをしてもらってから部屋から出た


ボーダー隊員救出保護隊員とは私の本当の役職だ
B級隊員というのは表向きである

まあS級隊員の黒トリガー無し、みたいなもんかな

っていうか名前長いし、ダサいよね!

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ツバサ(プロフ) - 沙羅さん» うわあ、私承認欲求の塊人間なんで、コメントすごく嬉しいです!!この連休中に死ぬ気で書きます!!待っててください!頑張ります!! (2022年9月24日 18時) (レス) id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 夢主ちゃんの病気とはなんなんだぁ!!??!?幸せになってくれぇ!!??!更新待ってます。応援してます! (2022年9月23日 21時) (レス) id: f64d60a5d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツバサ | 作成日時:2022年9月5日 2時

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