IF-c3 ページ5
席替えは至ってシンプル。
だってあの銀八だもん。面倒くさがっておのおの好きなようにという感じだ。
くじ引きか、自由にすわるかを多数決で決める。
シンプルといったが、実際すごいめんどくさい。
このクラス疲れる…
まあ楽しいけど
結局くじ引きになった。
ちっ…
土方エサに桜花に近づこうと思ってたのに…
まあ自分でいうのもあれだけど、運はいい方なので自分の運を信じることにする。
ーーー
自分の席は窓際の1番後ろ。
いい席。
これで自分の隣が桜花Aだったら…
「あれ、沖田隊長!」
忘れてた
こいつ
「ザキ…ここは屯所かィ」
山崎「あわわ、すみませんたいちy……沖田さん。」
「ちゃんと世界観守らねえとなあ。切腹だなァ」
山崎「沖田さんもでしょう!!切腹は現代では死語ですよ!」
こいつが隣かァ…
山崎「沖田さん、心の声しまってください。俺泣きますよ」
どうやら傷ついたらしい。
「あはは。ドンマイ」
山崎「腹たつなあ」
「ふふっ」
小さく笑う声がして、そこを向くと、
待ち望んでいた彼女の姿。
どうやらオレの運今週分ここで使い果たしてしまったらしい
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作者名:沖田 菜李 | 作成日時:2018年3月9日 10時