g2 お風邪two ページ30
Aside
やばい。頭痛い。ちょっとフラフラするくらい。
いやー、こんな辛い風邪はいつぶりだろーなー、まだ昼前だし田舎だからバスがすいてるというより、だれもいねぇー。あ、運転手はいるよ?
総悟「おいっさっきから何ボーッとしてんでぃ。ちょっとおでこかしなせぇ」
A「え、なにそのおでこって言い方かわええ、熱でしょ、多分あがってる☆」
総悟「熱にあわせておめーはテンションもあがんのな」
A「だってなんか楽しいんだもん、こんな早く下校とか運転手以外いないバスとか!」
総悟「わかったから。とりあえずそれ以上あがると本気で辛いぜぃ。……寒くねぇかィ」
A「総悟病人には優しいね。病人を病人扱いしない人かと思ってたよ」
総悟「さっきのあの失礼そうな考え事はこのことかィ。確かに失礼だわ。ていうか、オレが優しいのはお前限定でィ。あと姉上。」
A「総悟……えへへ、ありがと、うれしい♪」
頭痛くて重いので、総悟の肩に寄りかかった
総悟「今日はやけに素直だねぃ」
A「えー?そうかなぁ?風邪だからじゃない?」
総悟「そうかィ」
運転手(甘いなーーー、てか、後ろの席なのに会話が全部きこえてんぞリア充。)
その後すんげえ手慣れた感じで手厚く看病してくれた。
なんか、こういうとき頼りになるよね、お兄ちゃんみたい。
総悟「今度から少しでも辛かったらかくすなよ。……オレには」
なんていってくれるし
風邪っていいかも
なんて思っちゃったのは
秘密
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作者名:沖田 菜李 | 作成日時:2016年10月11日 0時