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総悟side
あれから頭をなでつづけているわけで
もうコイツの頭はぐちゃぐちゃなわけで
ていうか、さっきまで照れてるくせにやめてよなんていってるコイツは寝てて
オレは身動きとれないわけでして。
……うーん、
とりあえず起きるまで待つことにした。
A「ん……？」
少し起き上がり、目をこすっている。
総悟「やっとおきたかぃ」
A「ん？そう…ご？あれ？ここ………っっ!!!」←思い出してきた
A「ご、ごめんね？ねちゃったよ(焦)重かったでしょ？」
総悟「いや、大丈夫でさぁ。もっとねててもいいぜィ」ﾆﾔｯ
半分冗談でいった…つもり←
A「んでさ、いつまでなでてるの////」
そう、まだなでてる←
総悟「別にいいじゃねぃかぃ。減るもんじゃねぇし←」
A「それ髪のこといってる？多分なで続けたらハゲる」
総悟「ったく… 後ろむきなせぇ…」
A「へ？なに…」
総悟「いいから。」
オレは昨日Aに似合いそうなくしを発見した。団子屋の隣で←
A「ん？総悟くしなんてもってたの？」
無視←
あんなにわしゃわしゃした髪は髪質が元々いいのか、多少の絡まりだけだった。
大分さらっさらになってきて、Aも
A「ん。もういいよ」
といってきたので、とりあえずくしを簪みたいにしてたのを思い出して髪をお団子みたいにした。
オレって案外器用←
A「ほ？あの、総悟？これ…」
手鏡をわたした。
A「はわわわわ！ウソこのくしかわいい！あれ、さっきのもこれ？」
総悟「おう、お前に似合いそうだったから買いやした」
A「ありがと!!ちょうど可愛いくしほしかったの！前の少しヒビはいっちゃって…ていうか、総悟手器用だねー(^^)」
笑顔でそんな可愛いこというし、
手あわせたとおもったら指からめて
A「指ほそーい！」
なんていうから心の中で悶絶してる。
無表情を貫き通せ。
A「総悟顔少し赤いよ？」ニコニコ
あれれ確信犯かコイツ
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作者名：沖田 菜李 | 作成日時：2016年10月11日 0時
